エース・トラッポラ ページ6
朝起きて、目をぱちくりと開ける。
意識ははっきりとしていて、目覚めは良かった。
そしてしっかりとオンボロ寮にいた。
『まぁですよね。』
こんな事態になってまで冷静な私をどうか褒めて欲しい。
『おはようグリム。』
グリム「ふな〜眠いんだゾ〜」
『今日から学校でしょ。早くしないと置いてくよ。』
グリム「まっ、待つんだゾ!」
学園長に貰った軽い朝食を食べ
制服に着替え
身支度を整えて寮をでた。
.
グリムを肩に乗せ、てくてくと歩いて行くが
『グリム…道わかる…?』
オンボロ寮の場所しか聞いていなかった為、入口やそこまでの生き方が分からない。
グリム「わ、分かんないんだゾ…。てかここ広すぎなんだゾ!」
『ちょっと聞いてみよっか。』
少し緊張しながら、周りにいた、雰囲気的に1年生と思われる男子生徒に声をかけた。
『あの』
?「ぅわっ、かわい…」
『え?』
?「あーっ!昨日入学式で問題起こした子じゃん!」
『は、初めまして。』
その人は私を見るなり声を上げた。
うわ、やっぱりそうゆう噂広がっちゃうよねぇ…
先輩とかに目つけられてたりしたらどうしよ…
?「……こんな可愛い子だったんだ…((ボソッ」
何か呟いたようだった。
男の子は私を確認するなり頬を赤くしていた。
『あの、学園までの行き方が分からなくて…』
?「…」
その子はじーっと見入るように私の顔を見続ける。
もしかして私なんかついてる…?
ご飯粒とか……いやでも今日パンだったしな
『…あの?』
エース「えっ、ああ、ごめん。俺、1年のエース・トラッポラ!
道なら俺が案内するよ。」
良かった、どうやら同じ1年生だったらしい。
『ほんと?ありがとう!』
エース「ん。じゃあ行こっか。」
グリムとエースと一緒に、学園生活のスタートを切った。
これが後に、危険と隣り合わせのドキドキ☆スクールライフになる事などまだ誰も知らない。
1685人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
full.(プロフ) - 雪女さん» 了解しました!楽しんでいただけるよう善処致します!! (2020年11月21日 22時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - ウツボ兄弟のヤンデレもっと見たいです (2020年11月20日 14時) (レス) id: ed2686deb5 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - full.さん» ひょーーーー、余計に楽しみに……w (2020年8月14日 10時) (レス) id: c7a1464060 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - ソラさん» ふふふふ、お楽しみにしていてくださいな… (2020年8月14日 9時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - おっふ、更新されている…!これは、レオナおじたん((殴 あたりが助けに来そうですなぁ…( ̄∀ ̄) (2020年8月14日 8時) (レス) id: c7a1464060 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:full. | 作成日時:2020年8月2日 19時