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「とにかく二人とも無事でよかった。
キャップもナイスガッツだったぜ。リザードンもな」
「ピーカチュッ」
「グァォ」
ガラル鉱山から一番近いエンジンシティのポケモンセンターで治療のために預けたポケモン達を出迎える。
まずは全員が怪我なく無事であったことに安心した。
「お前達も、リコ達を守ってくれてありがとうな」
《気にしなくていいロト》
レナの素っ気ない反応に苦笑いを浮かべながらルフィ二の頭をそっと撫でると気持ちよさそうに目を細める。
その反応を見て、間違いなく野生のポケモンでは無いことを確認し、トレーナーの所在を確認すると思わぬところから情報が飛び込んできた。
「助けてくれたの。
だからまだ……」
「残ってるのか!!?六英雄相手に!!?」
「うん。大丈夫かな、あの子……」
「僕達とあんまり変わんないように見えたよね」
ロイの言葉にフリードはさらに驚く。
リコやロイを庇って助けてくれたのは有難いのだが、間接的に自分も逃がされたのだ。その人物が子どもだと聞かされれば、情けなく思ってしまうし何より不安にもなる。
すぐにでも助けに行かなければと勢いよく立ち上がったその時、ビシャっと顔に水がかけられた。
《心配しなくてもきっと大丈夫ロト》
「シャワ」
レナの言葉に力強く頷いたのはフリードに水のリングを吹き付けたルフィ二で、落ち着けよと言わんばかりの顔をしている。
その顔を見てフリードはフッと笑い、ロイは目を輝かせていた。
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パティあす(プロフ) - ハノンさん» 最近1から読んでくださったんですかね?長くて大変だったと思いますが読んでくださってありがとうございます!引き続きよろしくお願いします! (3月14日 18時) (レス) id: eca4eceaa9 (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - “温もりを知らない”から読ませていただきました!細かい描写がたくさんあってとても素敵な作品ですね😭こちらの作品も見ます!無理せず頑張ってください! (3月14日 16時) (レス) @page25 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
パティあす(プロフ) - もなかさん» ありがとうございます!アニメ見てない方にも楽しんでいただけるように頑張りますね! (3月7日 13時) (レス) id: eca4eceaa9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか - 新作、おめでとうございます!!実はアニポケは追えていないのですが...楽しく読ませて頂きます!!これからもがんばってください!!! (3月7日 10時) (レス) @page2 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パティあす | 作成日時:2024年2月20日 1時