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「ルミアさん!」
とりあえずブレイブアサギ号へ降りたルミアにリコが駆け寄り抱きつく。どうすべきか迷うルミアだったが、記憶から引っ張り出した兄のように頭を撫でた。
「無事で良かった……」
「さすがに肝が冷えたぜ」
「すいません」
「さっきのポケモン何!!?ていうかどうやって脱出したの!!?」
多方面から安堵の声をかけられ、居心地悪そうに笑うルミアにロイは目を輝かせて尋ねる。
「さっきのポケモンはドラパルトです。
私のポケモンではないんですけど色々あっていつもそばに居てくれます。
それでさっきのは、エーフィのサイコキネシスでフリードさん達が逃げる時間を稼いで、さっきの子に抱えてもらったタイミングでエーフィをボールに戻して逃げ出しました。
さすがにポケモン達を巻き込めないので」
「じゃあ逃げ出す算段は着いてたんだな?」
突然ルミアの視界に入ってきたフリードに目を丸くしながら何度も首を縦に振った。正直に言わなければ後が怖いと察したからだ。
「本当に私は怪我ひとつもないので全然平気です。
それよりも皆さんは大丈夫ですか?」
「ああ、俺たちはなんともない。なあ?キャップ」
「ピーカ」
「私も!」
「僕も!サンダースが守ってくれたんだ!」
「良かった。ほんとに……」
足止めに失敗した時からずっと心配していた。
自分のせいで四人に何かあったらどうしようと。
しかしこれでようやく息苦しさから解放された。
「とりあえず今日はゆっくりしていけよ。
この前の礼もまだだしな!」
「ありがとうございます」
そんなルミアの心情を知っていたかのように努めて明るく笑う。
夜遅く、正直に言うと帰る気力を失っていたルミアは言葉に甘えることを決断したのだった。
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パティあす(プロフ) - ハノンさん» 最近1から読んでくださったんですかね?長くて大変だったと思いますが読んでくださってありがとうございます!引き続きよろしくお願いします! (3月14日 18時) (レス) id: eca4eceaa9 (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - “温もりを知らない”から読ませていただきました!細かい描写がたくさんあってとても素敵な作品ですね😭こちらの作品も見ます!無理せず頑張ってください! (3月14日 16時) (レス) @page25 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
パティあす(プロフ) - もなかさん» ありがとうございます!アニメ見てない方にも楽しんでいただけるように頑張りますね! (3月7日 13時) (レス) id: eca4eceaa9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか - 新作、おめでとうございます!!実はアニポケは追えていないのですが...楽しく読ませて頂きます!!これからもがんばってください!!! (3月7日 10時) (レス) @page2 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パティあす | 作成日時:2024年2月20日 1時