彼女は秘密がある。【シャドウサイド】

壱話 ページ2

ナツメside





「やっぱいいよね〜」


「だよね〜」


「何の話？」


友人たちがこそこそいっているのが聞こえ、私は話しかける。


「何ってそりゃあ決まってるでしょ･･････鬼瓦さんよ！」


「･･･あぁ鬼瓦さんね」


鬼瓦Aさん。

背は普通の中学生にしては低く、無口だが、とても可愛く、勉強では常にトップをキープ。
クラスの、いや、学校中の高値の花だ。


でも、


「鬼瓦さんがどうかしたの？」


「どうかしたのって･････ナツメそれ本気でいってんの！？」


「う、うん」


食いぎみで聞かれ、私はいい淀みながらも肯定する。


「鬼瓦さんっていったら人形みたいに小さくて可愛く頭脳明晰！」


「そして優しさも兼ね備えながらも必要最低限のことしか喋らないクールなところ！」


「「最高じゃない！！！」」



「へ、へえ」


熱弁する友人たちのすごさに少し引きながらもそう答えた。


だが、同姓にここまで熱弁させる鬼瓦さんもすごいのだろう。


「私なんかね、この前廊下歩いているときにハンカチ落としちゃってさ。私が気づかずにそのままいこうとしたら後ろから裾を引っ張られて、それで振り向いたら鬼瓦さんがニコッて笑いながらハンカチを渡してくれて･･･すっごく可愛かったのよ！」


「えーいいな〜！！！私もわざとハンカチ落として見よっかな･････」


「いや、わざとはダメでしょ」


私は友人の言葉についツッコミをいれた。




ーーーーー
ここで設定
(後でちゃんとしたの出すのでこれは仮です)

鬼瓦A

142ｃｍ(低め)

体重はシークレット

黒髪黒目でストレートロング(すごいキューティクル)大きなカチューシャが特徴的

かわいらしい顔つき

成績はトップをキープ



無口でほとんど何も喋らない。
喋ったとしても一言か二言ぐらい。
そのためAの声を聞いたことがない人がほとんど(ナツメたちもその一人)

学校内では結構有名な高値の花


同姓にもモテている


何か秘密が････






今言えるのはこれくらいです(笑)

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