36 深緑の過去1 ページ37
俺は元々違う大陸に住んでいた。その国にあるカフェで育った。そこで俺も主人と一緒に働いていた。そのカフェはペットも可だったのですよく動物も来ていた。俺は主に、その子たちを迎え入れていた。
とある日
カフェマスター｢実は新作メニューを作りたいんだが…良い案が思い付かなくてな…私は、ここの国発祥のもので作りたいんだが…｣
os｢メゥ〜！｣
この国から発祥の食べ物…何があるのかな？ご主人様の役に立ちたいと思い、俺はこの国発祥の物を調べる事にした。
─────────
数日後
しばらく調べて分かったことは、ワインと言うお酒やさくらんぼと言う果実、ヨーグルトと言うミルクから作られる食べ物に可愛いチューリップと言う花が有名らしい。
os｢メゥ…(でも、ご主人様に言葉は伝わらない…)｣
そこで俺は自ら集めてこようと思った。
os｢メゥ〜！メゥ〜(これ、欲しいめぅ！)｣
カフェマスター｢…ん？なんだ、金が欲しいのか？…はい｣
ご主人様からもらった貨幣を籠に入れて俺は商店街へ向かった。写真で見た物を買って…そしてすぐに買い揃えることが出来た。
os｢メゥ〜！(これでご主人様、喜んでくれるかなぁ？)｣
家に着いたらご主人様が驚いていた
カフェマスター｢どこいってたんだ!?…って、え？それ…もしかして自分で…？｣
os｢メゥ〜！｣
カフェマスター｢そうかそうか…済まないな、ありがとう。明日から一緒に考えようか｣
────────
次の日
新メニュー開発に専念し、ついに完全した。お店に出すと大好評。お店もとても繁盛したのだ。
とある日、男が来た。俺はお客さんだと思い迎え入れようとした。けどご主人様に抱き締められた。
os｢メゥ〜？(ご主人様？)｣
その時のご主人様の顔は引きつっていた。
男｢おや、その子が例の…｣
カフェマスター｢い、いらっしゃいませ…統領様、わざわざ足を運んで頂きありがとう、ございます…｣
どうやらその男はこの国のお偉いさんの様だった。
カフェマスター｢では、席へご案内致します、！｣
男｢ああ、その必要は無い。今日ここに来たのはその子、君の愛猫を引き取りたいから来たんだよ｣
カフェマスター｢…え｣
俺は訳が分からなかった。何も知らないこいつが急に引き取ろうとする…俺は絶対に嫌だった。ご主人様も訳が分からない、という顔をしていた。しかし、
カフェマスター｢…っ。統領様の望みであれば、私共はそれに従うのみです。｣
ご主人様は了承をした
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作者名：さきねこ x他1人 | 作成日時：2022年12月6日 14時
