29 桃色の過去1 ページ30
とある国───
主人「おはよう。今日は散歩ついでに買い物に行こう。」
rbr「ニャー！」
俺はご主人様といつも散歩する時か1番の楽しみやった。今日は追加で買い物まで！最高や！
─────────
城内では…
騎士A「お前、今日は愛猫と一緒なのか」
騎士「ああ、いつも置いていたから心苦しくてな…国王様には許可は頂いているから心配はいらん」
騎士A「そうかそうか！お前の猫は忠誠心があって良い奴やな！」
王子「お？そいつはなんだ？」
騎士「嗚呼、王子様。この子は私の愛猫でございます。良ければ遊んでもらっても構いませんよ」
王子「良いのか!?おい！お前、俺と遊べ！」
「ナーン」
数日後
騎士A「最近よく愛猫を連れてくるようになったな」
騎士「王子様が気に入ってくれたようで国王から良ければ連れてこいという命令が下されたんだ」
騎士A「そうだったんだな」
王子「お前！今日も俺と遊ぶぞ！」
騎士「行ってらっしゃいませ」
───────
王子「ジャーンプ！」
「ニャー」
王子「なんだお前怖いのか？猫の癖にだせぇーな！」
「ニャー」
王子「…そんなことも出来ないお前には罰が必要だな！こい！」
「…ニャ」
ガシッ
「…!?」
王子「お前はこの水にいつまで入れるかな！」
「っ！ﾅｬ…!?」
ブクブク
王子「あはははは！無能猫だったからだよ！ざまぁみろ！w」
数時間後
「…ニャウ」
騎士「…？」
王子「こいつやっぱおもしれーな！良い友達が出来たぜ！」
騎士「それなら良かったです」
騎士「(…ぐったりしてるのは疲れてるからだよな…？)」
────────
「…っ！ニャウ」
騎士「どうした？」
王子「お！いた！」
騎士「…」
王子「おい！はやく遊ぼうぜ！」
「…ニャー」
トコトコ
───────
王子「…ぇーいwあ、手、滑っちゃった！w」
「…!?」
ドンッ
王子「なんだよだっせーw猫は高いとこから落ちても怪我したいんだぜ？そんなことも出来ねぇのかこの無能猫！」
「…シャー！(ガブッ)」
王子「っ！いってー！何しやがるんだテメェ！」
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作者名：さきねこ x他1人 | 作成日時：2022年12月6日 14時
