１８話 プリンパフェ ページ21
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『じゃあ私ぃ、コレにするねぇ』
私が指したのは、お皿の上に乗ったプリン。そしてその上やら周りやらに沢山のトッピングがなされている言わば、プリンパフェ、というものだった。
「お、いいね！私はこの抹茶プリンにするよ」
『それも美味しそぉだね』
カエデちゃんも決まったようで、それぞれを注文する。
くるまでの間は、世間話や学校でのこと等たっくさん話した。そのお蔭と言うのか、カエデ、Aと呼び捨てにまで発展した。最高すぎる。
当初の目的達成じゃん。
「お待たせしましたー、プリンパフェと抹茶プリンでございます」
２人で駄弁っていると定員さんがプリンパフェと抹茶プリンを運んできた。美味しそう！！
「うは〜、美味しそう...！」
目をキラキラさせながらうっとりとした声色で言う。プリンが大好きってのが雰囲気で伝わってくる。
「それじゃあ...」
「『いただきまーす』」
スプーンでプリンをすくい、パクッと口に入れる。......うまっ！なにこれ、ヤバい。
とろ〜り溶けるような食感で、カラメルソースが絡み合ってめちゃめちゃ美味しい。
ふと、前に視線を投げ掛けるとカエデも同じような表情をしていた。分かる、凄い分かる。
「美味し〜！！」
『本当だねぇ、めちゃめちゃ美味しい』
一通りプリンパフェを堪能していると、視線を感じた。不思議に思い、視線の先を辿るとカエデがじー、っとこちらを見ていた。
『え〜っと...カエデ？』
「ハッ！ご、ごめん」
慌てて謝るカエデに、ふっと笑みが溢れてしまった。
『いいよぉいいよぉ。プリン食べたいんでしょぉ？』
そう言うと分かりやすく顔を赤くさせた。照れなくてもいいのに〜。
『はい、あーん』
「い、いいの？」
『いいよぉ！美味しいから、ぜひ食べてほしいなぁ』
「ありがとう！ あーん」
カエデの口にスプーンをやり、食べさせる。カエデは手を頬にやり「ほっぺたが落ちそう！」と言っていた。なにそれ、可愛い。
「また来ようね！」
『うんっ！』
会計を済ませ、喫茶店を出る。長い時間留まっていた為、空は既に茜色。そろそろ鬼が活動し始める時間帯。
『もぉ遅いし、ここら辺で解散しよっかぁ』
「そうだね」
『じゃぁ、またがっこでねぇ』
「がっこ...？あ、学校か。うん、学校でね！」
手を振ってカエデと別れる。そのまま真っ直ぐ帰宅してくれよ。あと、ごめん。がっこは私も予想外だったわ。
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小桜(プロフ) - 実力派エリートさん» うわぁぁ！ 本当ですね、間違ってました！ 私も英語が苦手なことがバレてしまった……。こんな初歩的なのに。教えていただきありがとうございます。訂正してきます！ (2022年8月21日 10時) (
レス) @page14 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
実力派エリート - コメント失礼します。 I'm tired. の訳は私は疲れています。ではないでしょうか。違ったらすいません。 (2022年8月21日 10時) (レス) @page14 id: 4673827fe0 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - nanako1201さん» ご指摘感謝いたします！ 訂正しました！ (2022年7月25日 17時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
nanako1201(プロフ) - 鬼にならんことをだと鬼になりますようにって意味になっちゃいますよ！ (2022年7月23日 18時) (レス) @page16 id: ced68c71ce (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 如月蛍さん» コメントありがとうございます！ご指摘感謝致します。全部直してきました！また誤字脱字がありましたら教えて頂けると有難いです......！(ﾎﾞｿｯ (2021年8月17日 22時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小桜 | 作成日時：2021年6月28日 22時
