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向かい側のソファーに腰を掛け、冷や汗を飛ばしているオールマイトさん。
ちょうどいい所で邪魔が…なんて、そんな酷い言い方は流石にしないが、惜しい。
すぐ出ていこうとしたオールマイトさんをわざわざ引き止めた彼女も彼女だ。
机に置かれたシュークリームも、気まずくて誰も手を付けられていなかった。
「………やっぱり私邪魔しちゃったよね…？
これ渡そうと思ってただけだから、」
「いいえ！！！邪魔だなんてそんな！！」
そう言っていそいそと茶を入れる準備をする彼女の顔は、林檎よりも真っ赤。
モヤっとした、複雑な気持ちになりつつも、飲みかけの珈琲を一口啜り息を吐く。
「……オールマイトさん、よくここに来られるんですか」
「んん、そんな頻繁には…
たまに寄らせてもらったりはしてるかな」
「………………」
「相澤くん！？！顔！！
何か誤解してない！？」
以前から怪しいとは思っていたが、聞いて確信した。この人、彼女に気があるんじゃないのか。
しかも " Aちゃん " なんて名前呼びまで。
俺の知らない間に随分と親しくなっている。それがどうも気に食わなかった。
慌てた様子で弁解に入るオールマイトさんの目の前に、そっとティーカップが置かれる。
紅茶特有の香りを漂わせながらふわふわと立ち上る湯気に紛れて、彼女が呆れた顔で俺を見ていた。
「……オールマイトさんに何か変なこと言ったんでしょ。
すみません本当に……この人いつも強引でしょう？」
「何も言ってない。」
鈍感すぎる彼女に苛立ち顔を逸らせば、クスリと笑い声が聞こえた。
その声の方へ視線を移すと、オールマイトさんが何故か楽しそうに笑っていて。
「お似合いだね」と零し、紅茶を冷ますように息を吹く。
そう言われて、悪い気はしなかった。
何も言い返さない彼女も多分そう思ってるはずだ。
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りめろん(プロフ) - mokatiさん» 不具合があったようですね、運営の方からメールが届いていました…！ご丁寧に教えてくださりありがとうございます(;_;) (2018年12月10日 7時) (
レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
mokati(プロフ) - 初コメ失礼します。運営側のトラブルなので大丈夫だと思いますよ。コメント等がもどるかはわかりませんが、バグが治りしだい普通に使えるようになりますよ。 (2018年12月10日 2時) (レス) id: fdecbe79f7 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - いゆ。さん» ありがとうございます(;_;)頑張らさせていただきます…！！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - Soleilさん» Soleilさんが毎回下さるコメントに、私もニヤケが止まりません笑 これからのお話も是非楽しみにしていただければと思います…！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
いゆ。(プロフ) - 早く続き見たいです！！！これからも頑張ってくださいね！！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: ee86b7a9ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りめろん | 作成日時：2018年10月24日 0時
