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A『えっと…思ってたより攘夷志士の人数が多くて1人で大勢の攘夷志士に立ち向かっていったら後ろからザクッと?』

総悟が軽く頷く


A『馬鹿だよお前!馬鹿野郎だよ!』


沖田「こんなんすぐ治りやすぜィ」


A『…傷が貫通してなかったのが不幸中の幸いだよ、というか無理すんな阿呆!あ〜!もう!痛そう!可哀想!』


沖田「怒ってんだか心配してんのか良くわかんねぇな」


A『心配してるんだけど?だって私一応彼女だよ?彼氏様が血だらけで帰ってきて心配しないやつなんていないでしょ』

沖田「今ならなんでもしてくれそうですねィ」


総悟がニヤリと笑う

どうせロクでもないことを考えているのだろう

心配はしてやるし治療も看病もしてやる、しかし変なお願いは聞かない


沖田「ん」


総悟が両手を広げる


A『?』


状況がイマイチ理解できない
どうすればいいんだ?何をすればいいんだ?


沖田「こういう時は胸に飛び込んでくるんでさァ」

A『…いや、いま抱きついたら怪我悪化するって』


抱きつくのは嫌ではない
むしろ抱きついてやりたい

しかし怪我をしている総悟に抱きつきすぎて怪我を悪化させられたら困る


沖田「ったく、素直じゃねぇやつ」


総悟は立ち上がり私のほうに寄ってきた


そして私を抱きしめる


A『怪我…痛そう』

私の隊服と総悟の体の包帯が擦れる

怪我とか悪化してないだろうか
このまま倒れられたりしたら困る

表向きは副隊長として困る
本当は彼女としてがだが


沖田「こういうことするのも久しぶりな気がしますねィ、このまま1発、大人の階段のぼりやすかィ?」


A『それは聞き捨てならない、それほダメ…今日は』



沖田「今日ってことはいつかやってくれるんですかィ?」


A『私の気分次第、わかったら怪我治すために休め!』


総悟は「へいへい」と言い、私から離れた


なんですぐ総悟を引き離したのかって?

心臓がもたないんだもん


ーーー

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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2017年10月10日 16時

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