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A『えぇ!?なんて私だけ任務連れてってくれないんですかぁぁぁ!!!!』
土方「お前は女だ、自覚しろ」
A『そうです私は女です!でも任務はできる女です!!』
土方「お前が馬鹿なのはよーくわかった、馬鹿でもわかるように言ってやる。お前は次の任務足でまといだ」
A『!』
足でまとい?私が?
いやいやいや、私弱くない…というか土方さんくらい戦えるのに?
なんで私が戦線離脱しなきゃいけないの?!
沖田「とりあえず、Aは明日留守番してろってことでさァ」
総悟が私を見下すように言った
A『あぁいいよ、もういいよ、任務に連れてってくれない土方さんも私のこと見下してる総悟も大っ嫌いだ!もう知らない、ばーかばーか!』
沖田「おい、A!」
私は小学生並みの悪口を言い、土方さんの部屋の襖を乱暴に開け屯所を飛び出した
ーーー
A『ってことがありまして、今はここで暇つぶしてます』
銀時「うん、もう帰った方がいいんじゃない?」
万事屋の旦那が団子を食べながら言った
A『いや…だって酷くないですか?私だけお留守番って…』
銀時「まぁでも巻雲ちゃんは女の子だからねぇ」
A『旦那までそんなこと言う…』
銀時「まぁまぁ、とりあえずはやく帰れよ」
旦那は団子の串を皿の上に置くと立ち上がり帰って行った
正直まだ話なかったが腐ってもあの人は万事屋の社長だ、引き止める訳にはいかない
A『帰るって言ったってなぁ』
ばかだとか大嫌いだとか言ってからここに来ちゃったし…
土方さん怒ってるかな、総悟に嫌われちゃったかな
「あっ、お巡りさんですよね!?こっちでた人倒れてて!!」
A『えっ、あ!?』
通行人にいきなり腕を掴まれ、引っ張られた
連れてこられたのは裏地路
人なんてどこにも倒れてないじゃないか
A『ん…っ!?』
私の手を掴んで引っ張った男は逃げ出し
私は誰かにハンカチで口をふさがれた
…意識が遠のいて行く
ーーー
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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2017年10月10日 16時