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A『どこで!?早く連れてって!』



「あっち!」


少年は裏地路を指さした


私は少年が指さした方へ傘をさし刀を持ち全速力で走った


ーーー


A『どこ!?』


裏地路には誰も居ない




もう連れ去られてしまったのだろうか




いや、今からでも遅くない…はやく探そう…



そう言えば…なんで…



A『あの少年達…私の事知って…』



私はそこまで有名ではない…



「雷竜A…」


A『ぁ…っ!?』


後ろから声がしたと思ったらいきなり首に針をさされた



「ただの注射だ。安心しろ、命に関わることは無い」

さっきの少年とは違う男が話しかけてきた


A『なに…』


コイツら私を騙したな



私は刀に手をかけた



「無駄な抵抗はやめたほうがいい…」



A『…何するつもり?』



「これ…わかるか?」



男なにかのボタンを取り出した




こんなんじゃわからねぇよ…



「真選組一番隊A…真選組の屯所に爆弾を仕掛けておいた…」



A『は…?』



つまりそのボタンは…



「俺がことボタンを押せばお前の仲間は全滅だ」



A『…』



私は刀から手を離した


ーーー

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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2017年9月17日 21時

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