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ー神威sideー




阿伏兎「こりゃ相当やべぇぞ?」



Aは相当高熱



そして結構深めに斬られたらしい



いつものAならこの程度で死ぬわけない



でも今は違う



朝から他の奴のことばっかり考えて



自分の事は後回し



本当に本当に


神威「馬鹿だ」



Aは船に運ばれていった



ーーー






神威「馬鹿だねぇ。起きたらお仕置きかな?」




Aの頬を撫でてみてもAを蔑んでみても返事はない


いつもならうるさいとか、ちがうしとか返事あるのにな



神威「つまんない」



包帯にはAの真っ赤な血が滲んできている



神威「まさかね、死ぬわけないよね」



俺はAの手を握った


ーーー

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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2017年9月4日 22時

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