あなたがいた証

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今日はなんだか朝から体がだるくて


マホトを起こさなきゃいけないのにベットから出られずにいた



熱があるわけでもないし、風邪をひいたわけではなさそう。


でもなんか体がだるかった





『A？起きてる？』


マホトが起きたみたいでベットから私に声をかける



「うん、起きてるよ、」


『どした？
具合悪いの？』

マホトの顔を見たら心配そうな顔


そんな顔されたら心配させたくなくってつい無理をしてしまう



「まだ眠いだけだよ

昨日ちょっと寝るの遅かったから」


『そっか』


「よしっ！おはよー！」

そう言ってガバって起きてカーテンを開けようとした



その時体がグラりと傾いてやばいと思った時にはもう床に倒れてた



『A！？』


あぁ、マホト、そんなおっきい声出したらダメだよ


「だ、だいじょうぶ
ちょっとふらついただけ

まだ寝ぼけてるのかな？(笑)」



マホトは無言でナースコールを押した


「ちょっと！」


『ちゃんと診てもらって。
無理しない』


「はい、」




来てくれた看護師さんに内科に案内されて

そのまま検査を受けて

今結果を待っている



看「渡邉さーん、渡邉Aさん」


「あ、はい！」




診察室に入ると先生から出たのは思わぬ言葉だった



医「妊娠されている可能性が高いですね。
婦人科の方に行って検査を受けてください」


「えっ、？」



予想外だった...


だって妊娠って、



よく分からないまま婦人科に連れてこられて


検査をして




医「おめでとうございます！
妊娠２ヶ月ですね」



「２ヶ月、、」




なんで妊娠なんて、、？




まさかっ！？


マホトが仲間家に帰ってきたのはたしか２ヶ月前




結局１週間しかいれなかったんだけど、、


あの期間にマホトがどうしてもって言うから

１回だけしたんだ、、、



まさかあの1回で...


医「渡邉さん？
大丈夫ですか？」


「あっ、すいません
大丈夫です！
ありがとうございました」





マホト、喜んでくれるかなぁ


なんか実感わかないな



そっとお腹に手を当ててみた

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