少女レイ ページ3
あの日から、私の本能が狂い始めた
私はまるで、追い詰められたハツカネズミのようだ
「皆にいじめられて、必要とされてないくらいなら、もういっそのこと…死んでいいかな」
君は踏切へと飛び出して行った
君は、友達 僕の手を掴んでよ
君は独りだ 居場所なんて無いだろ？
二人きりこの儘 きっと愛し合えるよ
フラッシュバックが何度も繰り返して
蝉の声がうるさい程鳴いていた日には、
もう二度と君は帰らぬ人となってしまったの
永遠に千切れてく
君とお揃いのキーホルダー
夏が消し去った 白い肌の少女に
悲しいほど 取り憑かれて仕舞いたいんだ
君を一目見た時から、私の本性が暴れ始めた
九月のスタートを告げるチャイムの時
次はユリの花が入った花瓶が君の机に置いてあった
それを仕掛けたのは私だった
君が悪いんだよ 私だけを見ててよ
君の苦しみ 助けが欲しいでしょ？
溺れていく君の其の手に
そっと口吻(キス)をしたの
薄笑いをしてた、クラスのみんな
その心が晴れるまで
爪を突き立てるの不揃いのスカートに
夏の静寂を切り裂くような悲鳴が
聞こえる教室の中は青空だった
君は私だけの友達 私の手を掴んでよ
君が居なくちゃ 私には居場所なんて無いの
透き通った世界で愛し合えたら
フラッシュバックがまた何度もくり返す
蝉の声が聞こえる時に君は、
二度と帰らぬ人となった
永遠に千切れてく
君とお揃いのキーホルダー
夏が消し去った 白い肌の少女に
私は、悲しいほど取り憑かれてしまいたいよ
透明な君は私のことを指さしてた
シリアル 「歌ではないです」by作者→←WHI DO YOU LOVE ME
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作者名：LOVE みたらし団子 | 作成日時：2024年3月2日 18時
