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34話目 ページ40

翌日



エイト「おいおいそんなガチガチすんなって。」


『いやいやいやいや緊張するに決まってんじゃん!?』



初リクルーティングに向けてプラザへの移動中、私はガッチガチに緊張していた。

試合とか発表会もそうだが、本番前にスタンバイしているときが1番緊張するタイプの人は私だけではないはずだ。


最初のリクルーティングは他の方の配慮もあり、いつも一緒にいるため慣れているであろうジョーになった。

正直言うとジョーといると営業モードに切り替わるのが遅くなるのでとても困るのだが、ジョーといると心が落ち着くのは確かなので有難くお言葉に甘えさせて頂いた。



少し前を行く司会者2人は昨日と変わらず夫婦のような足並だ。

流石、手馴れてる感ハンパないなぁ…。




エイト「ここを曲がればもう人間共が待ってるぜ。
心の準備と切り替えはいいか?」


いよいよ…。

まあ相手は人間なんだから、ね。

胸張っていかないと。


1度だけ大きく深呼吸。


『…お待たせ致しました。
このA、準備万端でございます。』

エイト「ふっ...大丈夫そうだな。」


曲がり角の手前で待ってる2人に、私とジョーは駆けて行った。






・・・・・・・・・・・・・・

『ハッピーハロウィン!』


昨日見た通り、他の方々に習って掛け声をかけていく。


4人が入場したと同時に聞こえる歓喜の悲鳴。

その中に混じるざわざわ。

勿論ざわざわしている原因は私な訳で。


それを気にしないように出来るだけ口角をあげて歩く。




一通り挨拶が終わり、OPダンスも無事に踊りきった。

ジョーは相変わらずタコだなぁという動き。

しかし私もジョーのことは言えないくらいクラゲの癖が抜けきらない、ふわふわした動きだったと思う(ジョーが目で訴えてきた)。


ここでやはりスキャターさんのお話が入り、漫才(仮)が始まった。

その間私はゲストと呼ばれる人間達を見やった。



10年経てばここまで変わるのか、というくらいの文明の進化を感じる。

黒くて四角い、ペラペラの物体(多分携帯かカメラ)。

フィルムではない一眼レフカメラに、写ルンです並の小ささなのに一眼レフのようなカメラ。

オシャレ(?)な服装や髪型。



それにしても、皆一心不乱にカメラを構えている。

このショーはそんなに撮る価値のあるものなのだろうか。

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はるまき(プロフ) - 続きが気になる... 更新待ってます! (2022年10月4日 0時) (レス) @page43 id: 7c9c8aed08 (このIDを非表示/違反報告)
猫目石(プロフ) - 続きが、、、、気になる、、、 (2020年9月27日 14時) (レス) id: 5676b10c1c (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月13日 10時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)
リンネ - いつも更新楽しみに待ってます!これからも頑張って下さい! (2018年12月27日 17時) (レス) id: 679ef415fd (このIDを非表示/違反報告)
悪魔のクリオネ(プロフ) - 与太さん» こんな面倒くさい訂正にも丁寧に答えてくださり、ありがとうございます!ずっと応援しますし、更新待ってますね! (2018年12月12日 20時) (レス) id: 1aaac5e030 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うみ | 作成日時:2018年11月7日 17時

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