拾捌 ページ20
『良いですね。サボっちゃいましょうか。』
そう言う私の一言に意外そうな顔をすると、青いわー♡なんて楽しげに言った先生とルンルンしながら近くまで行き、式に戻ることはなかった。
この後、相澤さんに”偶然”遭遇した。
見ていたのもちゃんとバレてた←
教室に戻ってからは、配布物やらを貰って解散した。
父兄用に設けてある駐車場に向かうとババが手を振ってくれた。
おつかれと労われ頭を撫でてくれた。
車に乗り桜吹雪の中家路を辿った。
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夜中、もう寝る時間なのに目は冴えたままだった。
相当緊張してたのか、まだとけていないようだ。
寝付けず悶々としていると障子に影が映る。
誰だと思い身構える。
襖の開いた先には、よく見知ったモノがいた。
？｢とうとう人として生きることにしたのか？｣
『…貴方まだ私に構うの？』
？｢当然であろう。そなたは私の妃なのだから。｣
『断ったのに、その話まだ生きているのね。』
？｢勿論。私が早々にそなたを手放すはずが無かろうて。｣
『そうじゃないでしょ。
”アレ”との
？｢はぁ、やれやれどれだけ彼奴嫌われてるのだ、さすがの私もドン引きだわな。
否定はせんが、私個人としての意見を述べてしまえば真面目にそなたを好いているからなぁ。｣
困った困ったとわざとらしく言う。
『だから……』
？｢いずれにせよ、さっきの話は生きている。
嫌になったら何時でも私の名を呼べ。
……あ、そうだ。私を呼んだらある程度自由にはさせるが、二度と地へは返すつもりは無いからそのつもりでいておくれ。
さて、そろそろ戻らんと煩いからなアイツら。
それじゃあ、おやすみ…私の妃。｣
そんなくさいセリフを吐いて消えた。
『…還らないし』
毛布を掴みながら口をすぼめる。
ぼふんっと倒れ込み、毛布にくるまるとなんだかどっと疲れが襲い眠気にのみこまれた。
――――――――――――――――――――――――――――
？？？ (voice:福山潤)
Aにとって第二の故郷である_______という国の
Aの父と
自分の番になって欲しいのを何回も断られているが懲りる様子はなく諦める様子もない←
(イメージ:F○O 始皇帝)
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香澄(プロフ) - 、さん» ご指摘ありごとうございますm(_ _)m フラグ外しました！ すみませんm(_ _)m (2018年3月12日 21時) (
レス) id: c9e1d3609d (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月7日 22時) (レス) id: 8c823a0e74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香澄 | 作成日時：2018年3月7日 21時
