+++++ ページ4
.
双子であることを好意的に受け止めたことがなかった。せめて年子だったら良かった、なんて何度思ったことか。
だからオクタヴィネルの双子を見る度に意図的に避けてきたし、ほとんど会話を交わした記憶もない。
「正直驚いたが……よく見ると確かに似てるな」
「えぇ、背丈まで同じなんて驚きだわ。さすがにオクタヴィネルの双子とまでは言わないけれど。」
ケイトの叫びに集まってきたらしく、NRCの3年生が次から次へとやってきた。一二年生は見向きもせずはしゃぎ続けているけれども。
「すぐに分かるとしたら、髪の色……かしらね？」
「見事に白と黒で正反対でござるな」
『私はお母さん譲りでコッチはお父さん譲りなの。』
日課のように毎日の報告をしてきたのも妹で、その度に実家に帰るようにせがまれていた。絶対に会うと思っていた。だから来たくなかったんだよココには。
……到着そうそう出会ってしまうなんて、私今日の運勢最悪か？？？
『それで……アンタいつまでふざけてるつもり？
"ユニーク魔法"さっさと解いてくれないかしら』
「えぇー……お姉ちゃんの意地悪!!
バレないと思ったのになぁ」
『わかるに決まってんでしょ。
私とあんたは似たような魔法持ってんだから』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 780人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
星猫 - 初めまして！とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年9月19日 21時) (
レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁる(プロフ) - Renkaさん» ありがとうございます、細々と更新していきますのでゆっくりにはなってしまいますが、楽しんでいただけたら嬉しいです〜!! (2021年9月14日 17時) (レス) id: e885882f23 (このIDを非表示/違反報告)
Renka(プロフ) - 更新お疲れ様です！！これからどうなるのか楽しみです。これからも応援しています。 (2021年9月3日 7時) (レス) id: e587f47111 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁる(プロフ) - Renkaさん» そう言っていただけるととっても嬉しいです！のんびり更新していきますので、ぜひ引き続きお楽しみいただたら嬉しいです！ (2021年7月11日 1時) (レス) id: e885882f23 (このIDを非表示/違反報告)
Renka(プロフ) - とっても面白くて最高の作品です。本当に楽しみにしていました。ありがとうございます！！これからも応援しています。 (2021年7月10日 19時) (レス) id: e587f47111 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
