�き� ページ49
⠀
佐藤「はぁ…」
「佐藤さん？どうしたん？」
今日は佐藤さんがフロア、俺が厨房でバラバラやねんけど
あんまりお客さんがおらへんからカウンターでまったりと話していた
すると、突然ため息をついた佐藤さん
どこか寂しそうな佐藤さんに声をかけてみると
佐藤「また最近来ないなぁ、と思って…」
きっと流星さんのことやと思う
この前来てからもう1ヶ月
流星さんとともくんがこの店に足を運んだことは一度もない
俺が作り置きしなければ流星さんたちもここに来るんやけど…
RYUSEI望がバイトの日の分は作り置きしてほしい
大丈夫かな?
全然大丈夫ですよ!
でも急にどうしたんですか?
俺、基本は作り置きしてる気がするんですけど笑
RYUSEI大した理由はないで笑
望がおらん日も望の手料理が食べたいだけ
流星さんから突然来たメッセージ
"作り置きしてほしい"
そこに込められた意味はよくわからんかったけど
"望の手料理が食べたい"
その言葉に俺の胸はドキッとしてた
佐藤「はぁ…私のカレー美味しくなかったんかなぁ…」
「いやいや！そんなことないと思うで！」
佐藤「そうかな…」
「そうやって！元気出してや！」
落ち込む佐藤さんに声をかけるけど、俺はあの日の出来事を思い出してた
"昨日食べてたらなんかちゃう味な気がしてん笑"
流星さんは確かにそう言ってた
レシピは同じやのに、気づいてくれたことが嬉しくて
佐藤さんに勝てた…！
なんて、最低やけど、そんなことを思ってしまった自分がおった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 376人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まかろん(プロフ) - ぴさん» コメントありがとうございます！私の作品一覧から私のホムペを探していただければそこに記載されていると思います！ (6月25日 19時) (
レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最初から最後までキュンキュン止まらなすぎてずっと更新楽しみにしてました！！Twitterフォローしたいのですがアカウントがわからなくて困ってます🥺 (6月25日 18時) (レス) id: 87e97f8f62 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まかろん
| 作成日時：2023年5月9日 14時
