55話 ページ8
パチ
光がいっぺんに私の目へ入ってくる
貴『(眩しい)』
ミア「あ、起きたのね」ニコ
目の前にはミアさんの顔が
…なんか照れる
ミア「…調子はどう?
頭が痛いとかお腹が痛いとか体が痛いとかある?」
心配そうにこちらを見てくるミアさん
何か申し訳ない
貴『大丈夫です。
頭は少し痛いですが怪我とかは全然
獣ちゃんが守ってくれたので』
そう獣ちゃんが…
……怪我を負ってまで私を
獣「ガルッ(主人のせいではない。
私が勝手にした事だ。
主人が気に病むことはない)」
貴『…うん。ごめん。ありがとう』ナデナデ
私が獣ちゃんを撫でると獣ちゃんも気持ちよさそうに
顔をうずめてくる
…可愛い
ミア「?あら。その子と話せるの?」
…ん?
話せる??
いやいや、獣ちゃん普通に…
貴『…え?』
獣「ガルッ(どうした?)」
貴『…えっと、話せないものなんですか?』
ミア「ええ。」ズバッ
…え?
ミア「普通に喋らないわ
え?気づいてなかったの?」
いや、気づくポイント無かったんですけど!!
今思えば玲奈、すごく不思議そうにしてたかも
……そういうことかぁ
あれ?でも…
貴『初めから話してましたよ
そういう種族とかではないのですか?』
そう。
私が初めて会ったときから彼は喋っていたのだ
獣「…グルッ(そうでもないのだ。主人)」
貴『え?』
獣ちゃんがグイグイと服を引っ張ってくる
…伸びる伸びる
貴『あ、この石』
ポケットからいつしかのおばあさんから貰った
光の放つ石
貴『…忘れてた』
ミアさんに説明しわすれてた
ミア「… パチクリ。」
瞬きをする
この石を取り出すと
何故かみんな驚いている
え?もしかしてまずいやつ?
ロンガ「…」
ミア「…Aちゃんそれ、どこで拾ったの?」
沈黙を破るようにミアさんが話す
…そ、そんなに悪いものなのだろうか
ちょっと怖くなってきた
貴『えっと、おばあさんに貰って…』
ミア「…」
じっと石を見つめるミアさん
その瞳はただ石だけを捉え
目付きだけで殺せるのではないかと思わせる
そんな鋭い目付きで石を見つめる
ミア「スッ」
石に手を伸ばす
だが…
バチッ
ミア「…っ」
光がミアさんの手に当たった瞬間火花のようなものが散る
秋人「…!!
大丈夫ですか」
すぐさま秋人が駆け寄る
ミア「…」
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なこむペッパー(プロフ) - Ryoさん» 遅くていつもすみません!!見てくださってありがとうございます!頑張ります!! (2018年7月7日 23時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
Ryo(プロフ) - 更新頑張ってくださいな(`・ω・)b (2018年7月2日 20時) (レス) id: b823da6549 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - まありなさん» ありがとうございます!!早速やってみました!…出来てますかね?わざわざ教えてくださって本当にありがとうございました!ノロノロ更新ですが、楽しんでいただけると嬉しいです!! (2018年6月30日 16時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
まありな(プロフ) - URLは各話の文章の上に出てくる地球の様なマークを押したら今までに作った作品(関連付けされている物のみ)が出てくると思うので、その横のこの作品を挿入という所を押してもらったら貼れると思います。 (2018年6月23日 20時) (レス) id: 69e2d78fba (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 大槻涼於さん» えぇ…?!?!?!オホシサマ…。本当にありがとうございます!!更新早く出来るように頑張ります!いつも気長に待って下さってありがとうございます!! (2018年6月13日 19時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なこむペッパー | 作成日時:2018年5月6日 13時