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47話 ページ47

しばらく歩いていくと大きな岩が積まれている


というか、雨などで削られたあとなのだろうか?


大きな岩が私達を通せんぼする

すると、



秋人 ダイゴが悠々と4mくらいの高さまでジャンプし


ぴょんぴょんと岩を乗り越えていく


…すごい


ロンガさんも後に続くかのように飛ぶ



…あれ?もしかして…


秋「何をしている。


早く来い」


………


……







…は?


はぁ?!?!?!


この高さの岩を??


ジャンプで??


飛び乗る???


……無理だよ!!!!!



いやいや、無茶にも程ってもんがあるでしょ!!

玲「??

先行ってるね?」


少し不思議そうな顔をした玲奈さえも


ぴょんぴょんと岩を飛び越える


…いや、ばけもんかよ


すごい…


…よし。私も…←



ぐっと足に力を込める


………


……






出来るか!!!!!!!



うん。

っていうか、出来ないのは分かってたけど!!


どうしよう…


助けを求める?


でも来るとしたら秋人…絶対嫌!!

玲奈は申し訳ないし…


ロンガさんは…来るわけないな


…考えろ。何か出来るはず


……


ん…?なんか、所々出っ張ってる


ツタとかをあるし…


…もしかしなくても、これで登れるんじゃ…?


私は大きな岩の欠けた所


上の木からだろうか降りてきているツタを掴み


ロッククライミングに縄を足したように登り始めた





案外登り始めると簡単で


所々の岩も頑丈。

時々危ないヤツがあるが


それは脆いですよと言っているようにわかりやすい


思ったよりツタも頑丈でおまけに長い


私もくさっても運動部だ。


運動には自信がある


貴『…(これの次はこれで…)』


考えながら足と手を進めていく


段々高くなるのは感じているが


下は見ず上だけに集中を


……





貴『…よっと。(いける)』


最後の岩を掴んだ時


パキッ…


貴『…あ。』


片手が離れたと思うと


両手が…はなれる。


貴『(やばい!!!!)』


死ぬ。


この恐怖に誰が打ち勝てるのか




ぎゅっと目を瞑る








あれ?


痛くな…


ロンガ「…大丈夫か。」


目の前には私の腕を掴んで引っ張っているロンガさん


ぐいっと岩の上に挙げられる


ロンガ「…よく頑張ったな」ナデナデ


急に頭を撫でられる


私は恐怖でいっぱいで何も言えなかった←









……






秋「ギチ(手を握りしめる)」

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なこむペッパー(プロフ) - KAITOさん» ありがとうございます!!(T^T)更新遅くて申し訳ないのですがこれからもよろしくお願いします!! (2018年5月6日 12時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
KAITO(プロフ) - いつも応援しております。更新がんばって下さい! (2018年5月2日 18時) (レス) id: 2e93de1953 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!行間ですね…!もう少し開けてみます!ありがとうございます! (2018年4月4日 22時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘感想お願いします! (2018年3月12日 18時) (レス) id: 0c73f9681f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なこむペッパー | 作成日時:2017年1月21日 23時

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