40話 ページ40
玲「お邪魔しました〜」
ばたばたと足音が聞こえる
…相当急いで帰ってるな(笑)
ロンガ「さて、そろそろ俺も風呂に入る」
貴『はい。
着替えは大丈夫ですか？』
無くても貸せる服がないが
ロンガ「心配ない。
俺の分はカバンの中だ」
…ほっ。
ロンガ「旅をしているからな当然だ
寝袋も持っているからリビングでいいぞ」
貴『あ、いえ。ロンガさんは病人だし
私は布団がありますので、ベットで寝てください』
そう言うと、怪訝そうにこちらをみる
貴『ベットで寝れるのもこういう場しか寝れないでしょう？
素直に甘えてください ﾆｺ』
と笑いかける
旅人でも毎日は旅館には泊まらないだろう
ロンガ「………
そうだな。甘えさせて頂こうかな」
よかった…
貴『あ、ならお風呂入ってください
私は布団の用意とか
朝ごはんの準備をしておくので』
ロンガ「あぁ。」
ﾊﾞﾀﾝと部屋が閉まる
さて、私は…
冷蔵庫をあけ
ご飯を取り出しグツグツと煮る
…お粥は作り置きだな
その後果物の確認をする
この材料をみるに…
ご飯 味噌汁 果物 かな
なんともまぁ、質素ではあるが仕方ない
貴『(あとは布団)』
押し入れから昼に見つけた布団を取り出し
いそいそと準備する
貴『(あ、ふっかふか)』
予想以上にふかふかで
…太陽の匂いがする気がする
貴『(誰かが干してくれたのかもしれない)』
少し嬉しくなりながら布団に入ると
あっという間に眠りについてしまった
貴『(…色々なことがありすぎた)』
・
家に帰ろうと思ったら急に知らないに襲われ
知らない人に助けられた
知らない人に「死ぬかもしれない」宣言され
ヴァンパイアには襲われそうになるし
町に行ったら行ったで、変な奴に絡まれるし
貴『(…石のこと言わなきゃ)』
眠い
眠い
朝起きたらこの世界が終わっていないかと
夢だったらいいなぁと
思いながら
私は静かに目を閉じた
貴『(…あれ？ロンガさんって病人だっけ？？)』
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なこむペッパー(プロフ) - KAITOさん» ありがとうございます！！(T^T)更新遅くて申し訳ないのですがこれからもよろしくお願いします！！ (2018年5月6日 12時) (
レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
KAITO(プロフ) - いつも応援しております。更新がんばって下さい！ (2018年5月2日 18時) (レス) id: 2e93de1953 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！行間ですね…！もう少し開けてみます！ありがとうございます！ (2018年4月4日 22時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘感想お願いします！ (2018年3月12日 18時) (レス) id: 0c73f9681f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこむペッパー | 作成日時：2017年1月21日 23時
