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それから数日後の1月30日はサンシャインシティでの握手会が開催された。
今回、関東地方では初の握手会である。
現地集合ということでマネージャーさんにマイクロバスで池袋の会場まで送ってもらった。同じバスにはマンションが同じ方向にある隼と裕太くん。
していたイヤホンを外し、前に座る隼にねえねえと声をかけた。
隼「ん?」
『この前ね、福岡の握手会あったでしょ、』
隼「うん」
何となく、夢だと思えなくて隼にこの前の出来事を話した。
その話を聞いた途端、さっきまでニコニコしていた隼が途端真面目な顔になり、私の名前を呼んだ。
隼「A。」
『え、な、なに?』
隼「それな、実は俺やねん」
『え・・・』
通路を挟んで隣に座っていた裕太くん。寝ているように見えたが、実は起きていて私たちの会話に聞き耳を立てていたようでガバッと頭を上げこちらを凝視している。
あまり見ない隼の真面目な顔にどう返事をすればいいのか、分からなくなる。
言葉がうまく出てこない。
隼「・・・嘘でーす!wwwwww」
『、はっ!?笑
もう、ビックリしたじゃんか。ほんとやめてよ。笑』
裕太「なんやねん、ほんま。」
裕太くんは呆れたようにため息ついてから、再び腕を組み顔を俯いた。
隼「俺、俳優やれるわ」
ケラケラ笑う隼。でも、ほんとにびっくりした。
良かった、なんて思ってる自分がいる。
本当に、もし本当にそうだったとしたら気まずいなんてもんじゃないでしょ、だって。。
隼「ていうか、Aの隣、色んな人が度々座ってたけど気が付かんかったん?」
『え、知らない、なんで?』
隼「Aの寝顔収めるとか言って、みんな写真撮ってたけど」
はぁぁ!?本日2度目の大きな声。
マネージャーさんにうるさい!と怒られて、隼の方を睨むと呑気に笑ってた。
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ゆうき(プロフ) - すごく面白いです。これからどうなるのか気になります。 (2020年9月13日 19時) (レス) id: 56d6dad4f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めいこ | 作成日時:2018年8月9日 22時