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それから2日後、学校の新学期が始まった。
同じメンバーで同じ学校なのは隼だけだけど、それだけでも十分心強い。ま、一個上だからクラスとかは違うんだけど。
早いものでもう二年生。ついこないだ入学したばかりだったのに。隼なんて来年卒業だもんね。・・・留年しなければ。
「Aちゃん!」
『あ、夏恋ちゃん!おはよう』
夏恋「おはよーめんどくさいね始業式」
『ね、ほんと』
下駄箱でばったり会ったのは藤井夏恋ちゃん。LDHに所属してる子の中で同い年で唯一同じ高校に通ってる。クラスは違うんだけど顔を合わせればこうやって話をする仲になった。
夏恋「Aちゃんも大変だよね。デビューしたばっかなのに学校来ないといけないしさ!」
『それを言うなら夏恋ちゃんもでしょ?大丈夫?ちゃんと食べてる?』
夏恋「やだなー食べてるよ!笑
あ、じゃあ私こっちだからまた後でね」
『うん!』
彼女、雑誌のモデルもやっている上にEーGirlsとしても活動していて、私なんかよりも余っ程忙しいだろうに学業とも両立してるなんて偉いなってすごく思う。
「A、おはよう」
『あ、ユリちゃんおはよう〜』
ユリ「なんか久しぶりに会った?笑」
『うん、そうかも。笑
12月、ほとんど学校来れなかったからさ』
同じクラスのユリちゃん。
彼女もモデルとして芸能活動をしていてこの芸能コースへと通っている一人。
このクラスで一番仲いいっていうか、ちゃんと話したりするのユリちゃんくらい。
ユリ「デビューしてからさ、すっかり有名人だね。笑
今朝も夏恋ちゃんと話してたでしょ」
『そんな変わんないよ。笑』
そんな話をした時、丁度同じクラスの女の子にちょっといいかなって話しかけられた。
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ゆうき(プロフ) - すごく面白いです。これからどうなるのか気になります。 (2020年9月13日 19時) (レス) id: 56d6dad4f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めいこ | 作成日時:2018年8月9日 22時