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閑話-第弐話- ページ10

神崎アオイ目線
――――――――――――――――――――――――
ガラリと扉を開けると、傷口に手をやりながら立って歩いている少女が目に入った。
「あっ、目が覚めたんですね!
ってまだ立ち歩いてはダメです!早くベッドにお戻りください!」

つい反射的に言ってしまった。
言っても尚ボーッとしている少女の背中を押しベッドに戻らせる。
恐らく混乱しているだろうからこの場所の説明と自己紹介をする

少女は何も答えない。
「……えっとお名前は?」
やはりなにも答えない。
「はっ!もしや記憶を失ってしまっているのですか?」
記憶を無くすのは時々ある。
この少女はそれではないのか…
少女はこちらをしっかりと瞳に捕らえ言う。

「失礼しました。私の名前は無花果と申します。怪我を治していただき有難く存じます。
早急に出立致しますので私の衣服…刀を渡していただけないでしょうか。」
その時私は初めて少女の目をしっかりと見た。
炭治郎さんと同じ赤い瞳だが彼女の瞳はまるで血のように黒が掛かっている。
「衣服は今洗濯中で刀は…って駄目です!無花果さん…と仰いましたね。まだ傷が治っていないのです。ここから出て頂くのは完治してからです!!」
すると突然
「神崎アオイさん、御手洗はどこですか?」
と聞くので答える。

帰ってこない…迷われたのでしょうか。などと考えていると扉が開き、竈門炭治郎が
「アオイさん!来てください!」
と言い私の手を握り走り出す。
着いた先には無花果さんがいた。
炭治郎さんがぺこりと頭を下げそれでは。と去る
急に無花果さんが口を開いた。
「神崎アオイさん、蝶屋敷を案内していただけませんか?」
私はそれを快諾する。
――――――――――――――――――――――――
hit数200…感謝です。
次の閑話は300になったら。ですかね
内容としてはアオイちゃん目線の第参話かむいくんの無花果ちゃんを助けた時の話しかと考えています。
それではまたhit数300の話でsee you next time(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ

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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:アニメ
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とある堕天使(プロフ) - 花猫さん» さんくす (2020年8月18日 2時) (レス) id: a3cbec4d52 (このIDを非表示/違反報告)
花猫(プロフ) - いいね! (2020年8月17日 22時) (レス) id: cf66358d19 (このIDを非表示/違反報告)
とある堕天使(プロフ) - ほねさん» さんくす (2020年8月17日 20時) (レス) id: a3cbec4d52 (このIDを非表示/違反報告)
ほね - すげぃです (2020年8月17日 19時) (レス) id: 0dbf8d94d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とある堕天使 | 作成日時:2020年8月17日 18時

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