すきで、好きで。

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Aちゃんのパーカーからチラチラ覗く
白い胸元と、スタイル良すぎな綺麗な足。

そのチラリズムが余計に男の欲を掻き立ててそうで
日焼け止めを理由に脱がせたものの、









「………おぉっ、……」









女の私が息を呑むほどのスタイル抜群なその体。

割と控えめなワンピースタイプなくせに
隠しきれない豊満なおっぱ いと
そのおっぱ いに似つかわしくないほっそいウエストとか太もも。



ちっちゃい頃は私と変わんない体型だったのに
いつの間にこんなに差をつけられたの。









「よ、よーし！！塗ります！！」









笑ってるみっくんの目に
この体が一秒でも長く触れないように
急いで白い日焼け止めクリームを塗ってあげようとすると
慌ててたせいで、ぶちゅっと出過ぎたそのクリームが
Aちゃんの露になってた太ももにこぼれ落ちて









「あーもう、何やってるの？」









座ってるAちゃんが
そのクリームを指先で掬った。









「・・・」


「・・・」









思わずごくりと唾を飲んだ私と
同じく隣で硬直したみっくん。

きっと私たち二人が考えてることは同じ。



ワンピースのスカートが少しめくれた太ももに
こぼれ落ちた白い液体。

そしてそれを指先で掬うという
どえろい仕草を無意識にやってるってのが
いちばんタチ悪い。








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「ご、ごめんね？！
やっぱやめようか！
おうちで塗ってきたならいらないよね！！」







え？って戸惑うAちゃんにまた慌ててパーカーを羽織ってあげて
その太ももを見つめてるみっくんを浮き輪で思いっきり叩いてやった。









「変態っ！！」


「はぁ？なにが？」


「とぼけないでよ！むっつりめ！！」


「んだと、こら〜〜！！」







私たちのやり取りにはてなマークのAちゃんを横目に
おらー！ってまたさっきみたいにはしゃぎ出して
おっきい水鉄砲で容赦なく水を浴びせられる。

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