12話 ページ12
『もう教えませんよ!!!!!!!!!』
「!」
顎を掴む力が弱まり、私は後ろへ下がり圧迫感から解放される
『鬼にしたら私はあなたにお化粧を教えません。
昨日あんなに素敵なお顔になれたのにいいんですか?』
もしかしたら「じゃあもうお前いらない」とか言われて殺されるかもしれないけど、
鬼にされるなんて御免だ
「…………………………」
得体の知れない沈黙が無駄に大きい部屋に流れる
目の前の相手は棒立ちしながら両手から血が出るほど握り締めていた
ポタポタと畳に血が染みる
「……………ぃ」
『え?』
長い長い沈黙から少し声が聞こえ思わず聞き返す
「鬼にはしない」
その声にホッと一息つく
「だが今日からここに住むことが条件だ」
天国から地獄か。
『いや、でも日常品とか…』
ベベン
「これで問題ないだろう」
『嘘やろ…』
目の前には私の部屋が広がっていた
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(=゚ω゚=)にゃあ - 面白いですね!更新がんばってください! (2020年3月5日 19時) (レス) id: 91777e8ddd (このIDを非表示/違反報告)
名無しの刃 - ならワイも下の人達に((何かこの作品って、見てるとキューピー3分クッキングの曲が脳内再生されるんだがワイだけ? (2019年12月30日 2時) (レス) id: f9e7ef5e02 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 下の人達と同じく見に来ますね! (2019年12月2日 4時) (レス) id: e61bdc57d7 (このIDを非表示/違反報告)
最新型のうさぎ - 下段の方に同じです、、毎日覗きに来ますわ、、 (2019年11月15日 18時) (レス) id: e04dff07ef (このIDを非表示/違反報告)
ですと* - 下の御二方に賛同 (2019年11月15日 6時) (レス) id: 8cc010c4ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カセロット | 作成日時:2019年11月7日 19時