不登校少女は音駒に通っているけど無気力？だしマネになりたくてもなれませんでした【音駒】

すごい人…でも何を見に来たんだ…… ページ32

私はとりあえず
蓮華さんと一緒にスポドリを作る
丁寧に教えてくれて
とても分かりやすかった
だからか、初心者の私でもすぐに作れた



蓮「ごめん！持ってきたよ〜！」



私はスポドリを
ケースに積める手伝いをしただけ
重いからって、タオルを任された



蓮「ほら、黒尾」



私はタオルを配りながらだか
蓮華さんが
クロにスポドリを投げつけていた
…良いのかな？
あ、クロだし大丈夫だよね←



黒「ちょっ、おい、きちんと渡せよ」



そう言いながら上手にキャッチするクロ
ほら、やっぱり大丈夫だった



リ「…何かすごい人がいるんですけど
なんでですか？」



リエーフがそう言ったのを聞き
扉のほうを見ると…



「あ、こっち向いたよ！」ﾎﾞｿ



「うわ〜、本当に白いね
あと可愛い！美人！」ﾎﾞｿ



「まさに透明感のある美少女！
天使のようなお姿…天使の翼が見える…」ﾎﾞｿ



なんかボソボソ言ってる
…何やってんの？あの集団、邪魔



『…すみません、今休憩中ですし
そこにいられると迷惑なんですが…』



私は気がつけばそう言っていた
そして集団のほうに体を向けたら…



『…！』ﾊﾞﾀｯ



コケタ…←
なんもないのに…あ、タオル落ちてる…
私はとりあえず起き上がるけど…



『…っ！』



膝をすりむいたらしく血が流れていた
私はズキリとした痛さで座り込んだ
その時…



「「大丈夫ですか！？白菊さん！」」



扉のところにいた全員が私をとり囲んだ
え、なんで？

…大きい人に囲まれたらすごい不安になる←背の低い人にしかわからない悩み→←イラスト！1

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