不登校少女は音駒に通っているけど無気力？だしマネになりたくてもなれませんでした【音駒】

バレンタイン！誰に渡す？【番外編】 ページ16

今日はバレンタイン
実を言うと忘れてた…←
どうりで朝
研磨とクロがそわそわしてたわけだ
と言うわけで、今はキッチンにいる

“バレンタインだからチョコレート”

そういう固定概念、変だよね
だって女の人が男装しても

「わぁー！かっこいいよ！」

で、済むじゃん？
でも男の人が女装したら

「うわキモッ…」

って言うやつ←
あと、小さい女の子に
女の人が近寄ってもなんも無いけど
男の人が近づいたらさ…ね？←
うん、何て言うか…理不尽？



『えっと、林檎林檎…』



私は今アップルパイを作っている
フフフフフッ←
わかる人はわかるよね？
アップルパイは研磨の大好物！
ん？クロ？余りもんで良いでしょ←



『こうしてっと…出来た！』



私は小さめのハート型に作った
せっかくのバレンタインだし
忘れてたけど←

私はクロの部屋に移るため
研磨の部屋の窓に手をかける
クロの部屋の窓はいつも開いてる
大丈夫でしょ



『よっと…』



私はクロの部屋に移る
でもクロはいないみたい
私はいったん研磨の部屋に戻り
私の部屋に行く
紙とペンを机に置き
サラサラとペンを走らせる
書き終えた紙を持って
またクロの部屋に入る
机に紙とアップルパイを置いて
私は自分の家に戻った
多分、近所の人達は
木を伝う猿みたいに見えるんだろうね←



そして、結構時間がたった頃
研磨が帰ってきた



研「…あ、A」



そわそわしている研磨に
私ほ作ったアップルパイを渡す
そしたら、とっても嬉しそうな顔で…



研「ありがとう…！」



…それ、反則だから……



＜一方その頃のクロ＞



黒「え…

“バレンタインで
アップルパイ作ったからどーぞ

byA”

え…え、マジか……



てか俺の部屋にAが入ってきたのか！？
きちんと掃除しとくんだった…」←



その後、嬉しそうに
アップルパイを食べているクロが
いたとかいないとか…←

休日のお昼時ってなんか嫌←→←ん？なんで顔赤いの？キモいよ←

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