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7~へべれけと夜風~ ページ9
『却説…そろそろ行くかねぇ』
従業員に声をかけ、”なるべく”足早に部屋へと向かう。
…実を云うと飲みすぎてしまった。
だって美味しかったから!←
【505室】
開いた扉に手だけを滑り込ませ、一度荷物を寝台の上に無造作に投げてまた
すぐ閉める。
ちらほらと、扉の取っ手に札を掛けて眠る人も出てきたようだ。
私は夜風に当たろうと船内を後にした。
『右も左も、前も後ろも、海、海、海…!』
思わず口に出してしまった…←
でも、本っっ当に綺麗!!!
夜の暗闇と深い群青、月の白…!
あ…思い出しちゃったかも、あの日の事
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作者名:パナナ(ぱやっふぃー☆) | 作成日時:2018年3月22日 22時