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太「…今、失礼な事考えてた?」

『そんな訳無いよ;;


…ていうか、そろそろ離して頂いても…?』



そうだそうだ!幾ら太宰とは云え、私もかれこれ5分は抱き付かれている!

…表現としては"抱き締められる"の方が適切と云えるが。

何せ180超えの男に腕を回されホールドされているのだから。包み込まれているも同然である。

それに…


『っ、か、髪の毛、くすぐっ、たい、』



何一つ変わらぬふわふわの蓮髪が私の頬を掠め、如何にももどかしい感覚に陥ってしまう。

でも、そんな私を見た太宰は例によって善からぬ考えを思い付くようで。



太「あんまり可愛い事云わないでよね…もっと遣りたくなっちゃうのだけれど?」


『えっ?…うぁっ、や、やめ…!だ…ざ…っ!ふっ、くすぐっ…!』

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作者名:パナナ(ぱやっふぃー☆) | 作成日時:2018年3月22日 22時

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