ヨコハマ夜旅物語【文スト】【太宰治】

22~華の(?)作戦~ ページ25

『で、それでハンカチを拾ってくれたのが太宰で……』


与「ふーん、ま、なれ初めは太宰が云った通りだねェ。」


春「ですねぇ。」

ナ「ですわね。」


3人の紹介が終わるや否や、与謝野さんは私と太宰の関係について訊いてきた。
当たり障りの無い所を話して…って、あれ?


『待ってください!なれ初めって…未だ付き合ったとは云ってませんよ!?』



そして次に2人が並べた語句は、私を更に驚愕させた。
それはもう顎が外れるんじゃないかって位…←



ナ「でも太宰さん、ことあるごとに、AちゃんAちゃんって。」

春「『私とAちゃんのなれ初めについて訊いてみたいですよね！』って云ってねぇ?」


『…ご免なさい私耳壊れたっぽいです。』

与「壊れたなら妾が治してやるよ?『いえいえ、至って健康です！←』」

23→←女子の愚痴(※飛ばして頂いて結構です)

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