【歌い手×KZ】預けられた先は… 2

42話 ページ6

てか「めっちゃ」って関西弁なんかな？
使いすぎて分からん…w

今話は『パパっと応急処置できる人ってかっこいいよね』でお送り致します()
.

さ「んー、よし、出来た。


ちょっと歩いてみ？」




そう言われ、差し出された手を取ると立ち上がらせてくれた。


一歩踏み出してみると、固定されていて歩き辛さはあるが全然痛くなくなっていた。




彩「………！！


坂田さん凄い！！ありがとうございます！！」


さ「んふ〜、怪我とかしたらいつでも言うてな！


あと敬語辞めて"さかたん"って呼んで〜や？



……あかん？」




…坂田さんって世界一あざといのでは？()



うん、"あざとい of あざとい"よ。


いやでも"あざといの中のあざとい"なら"あざとい in あざとい"になるのかな？()



どっちでもいっか！(思考放棄)



返事はもちろん承諾したよ？


なんせ私に拒否権なんてものは存在しないからねっ！(泣)




さ「んへへ〜、彩ー。

これからよろしくな〜？」




What is this?? Is this an angel…??



Oh………ベリベリ把握ダヨ。




彩「さ、さかたん、よろし…く……。」




めちゃくちゃ目を逸らしながら言った。



皆サーン、イイデスカー？


コレガ俗ニ言ウ"挙動不審"デース。
(どこかの狼集団みたいになっちった)




さ「彩、どーしたん…？何で目、逸らすん……？」




ソンナ顔ヲ覗キ込マナイデッ！


可愛イ事ナンテ知ッテルカラ！！



私が目を逸らし続けているのでとうとう揺らし始めたさかたん。


あのー…そんな揺らされると……




さ「もう、彩っ！


こっち向いt……あ」ﾄﾞｻｯ




現在、さかたんとの目の距離3cm、鼻の距離0cm、口の距離2cm。


私の顔の横には力なく折り曲げられた加害者の腕、2本。


倒れ込んだのは床ではなくソファ。



うん、ソファ君。

君のお陰でそんなに頭も背中も痛くならなかったよ。

ありがとう。




え？何でそんな事考えてるのって？



目の前の情報(イケメン)に思考が追いついていないのだよ。


…え？近くない？近くない？？

それに何でこんなに目大きいし肌スベスベだし髪サラッサラなの？


もう一周回って赤面どころか真顔だよ。



ガチャ



放心状態の二人を置いて、終わりを告げる音が響いた。




う「ただい…は？」


し「うらたさんどうし……はぁ？」


せ「二人ともどうk………はぁぁぁぁ！？


坂田お前何しとんねん！！はよ離れろやあほ！！」


.
あぁ、眠い…
早く続き出したいな〜…

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