その9 ページ10
その日Aは万事屋に泊まらせてもらっていた。
当初は真選組で、と考えていたのだが高杉の事があったため気まずくなると思い万事屋に変更したのだ
いきなりな願いを聞いてくれる万事屋、もとい銀時は人がいいであろう
もっとも、Aの憔悴した様子を見たら断れないのも分かるが
新八や神楽がAを元気付けようと必死にいろんな話題を振っているが当の本人相槌を打つだけだ
見かねた銀時がAに話しかける
「Aちゃーん…?なんか怒ってます…?」
凄くおどおどしながら、だが。え?と銀時の顔を見て理解したように
「ごめん、考え事してただけだよ」
と小さく笑った。そんなAをみて三人は顔を見合わせたのだった
それからは普通にご飯を食べて風呂に入り、、、等して眠ることになった
因みにAの寝る場所は銀時の隣。神楽は一緒に寝ると言って聞かなかったがさすがに押し入れに二人は無理だった、という理由だ
Aは布団に潜り込むと小さく丸くなりまた考える。どうしたら争わなくて済むか、そんなのできないに決まっているのに
そして夜は更け、朝が明ける
―――あと、二日
朝は銀時のジャスタウェイ目覚まし時計によって起こされる
どんなにジャスタウェイがなっていても銀時は起きる気配がない
「もう…しょうがないなぁ。」
呟くとキッチンに向かい有り合わせで朝食をつくる。朝食の匂いによって釣られるように神楽が起きてくる
「新八ーもう来てるアルかー?」
といいながらキッチンを覗いてくる。Aは野菜炒めを作りながらおはようと神楽に言うと驚いた表情で
「おはようアル。Aだったアルか?!」
そう言う。あははと苦笑いをして銀ちゃんの目覚ましが煩くて目が覚めたんだ、と神楽に話すA
すると神楽は銀時の部屋へ向かい…ここからは想像に任せよう。
しばらくすると元気のいい声でおはようございます!と新八が入ってきた
「おはようー新一くんー」
盛大に名前を間違えて挨拶をするAに突っ込みながらも朝ご飯僕が作ったのに、と申し訳なさそうな顔でAを見る
にこりと笑い二人にご飯を出す
ラッキーアイテム
革ベルト
32人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雛菊(プロフ) - いえいえー! (2014年1月6日 10時) (レス) id: 718248f6e2 (このIDを非表示/違反報告)
楽威@元、死音(プロフ) - 雛菊さん» ありがとうございますっ(*´∇`*) (2014年1月6日 3時) (携帯から) (レス) id: 26e76dd0b5 (このIDを非表示/違反報告)
雛菊(プロフ) - 面白い! (2014年1月5日 12時) (レス) id: 718248f6e2 (このIDを非表示/違反報告)
死音(プロフ) - みちさん» あ…はい…。しばらくちょっと更新できないかもですが…。 (2013年10月20日 22時) (携帯から) (レス) id: 26e76dd0b5 (このIDを非表示/違反報告)
みち(プロフ) - 死音さん» いえ、お役に立てたのならなによりです。更新頑張って下さい! (2013年10月20日 22時) (レス) id: 127eb11b65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ななし | 作成日時:2013年9月14日 21時