【名探偵コナン】降谷零を落とすには。【降谷零】

休戦 1 ページ12

【番外編】みたいなものです。





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「降谷さん……！！好きです！！」

「ハイハイ、今日も元気そうだな、お前は。」

「降谷さんの隣を歩けるのならば私はいつでも元気であります！！」

「……休日どうしてんだよ。」


おっと……。私の休日に踏み込むのか、降谷さん。


「今のって…、デートのお誘いですか？！」

「どう捉えたらそうなるんだよ。…1回お前の頭の中見てみたい。」

「頭の中……、どうぞ！！！
降谷さんになら私の頭の中くらいいくらでも見せますよ！！」

「いや、いい。」


華麗に断った降谷さん、真顔もカッコイイです。

どうして降谷さんはここまで恵まれたお顔に生まれて、私はこんな泥団子みたいなのに生まれてしまったんだろうか。

神様、降谷さんを降谷さんとして産んでくれてありがとう。

だけど神様。出来るのなら、降谷さんが一目惚れしちゃうくらい私を可愛い子にして欲しかったな。


「降谷さん、降谷さん。」

「今度はなんだ。」

「どうしてそんなにカッコイイんですか。」

「お前その質問3日に1回のペースでしてるだろ…。いい加減するなら他の質問にしてくれ。」

「えっ、他に質問してもいいんですか？！」

「……好きにしろ。」


えっ、待って待って。

降谷さんに質問したいことなんて有り余ってるよ。

むしろ有り余りすぎて今すぐになんて決まらないし……。

あ、でもひとつだけ、どうしても知りたいことがあったんだよね。



「じゃあじゃあ、降谷さんの小さい時のお写真を拝みたいです！！」

「……なんで拝むんだよ。しかも質問じゃなくてお願いになってる。」

「あ、あれまぁ…。ダメですかね？」

「まぁ……、また今度な。」


降谷さん……！！

未来の約束を取り付けてくださるんですね！！

私は感激です。


「え、見せて頂けるんですね……！！それなら私、その今度の日まで何が何でも生き抜きます！！
槍が降っても！！隕石が落ちてきても！！

絶対生き延びて、降谷さんのお写真拝みます！」

「ハイハイ。……それよりお前はさっさと仕事しろ。」

「はい、喜んで！」

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