才女の悪趣味 【ハイキュー】

16話 ページ18

そんなこんなで梟谷と音駒のドリンクを作り直したわけだけど


あ「休憩でーす！」


先に音駒にドリンクとタオルを配る


黒「サンキューな。てか、さっきは災難だったなw」


お前絶対面白がってんだろ！


私もだけど！((


あ「まーね。皆ドリンクとタオル取ったよね？」


見渡すと全員に行き渡っている


よし、梟谷行くか


あ「じゃあ梟谷行ってきまーす」


黒「いってらー」


黒尾の気の抜けたような声で送り出された私




てか、上坂ちゃんいなくね？


梟谷のコートに行くと上坂ちゃんの姿が見えない


あ「赤葦くん、はい、ドリンクとタオル。上坂ちゃんは？」


赤「ありがとうございます。なんか、一条さんと言い合ってどっか行った後からずっといないです」


……


あ「馬鹿なのかな？」


赤「そうなんでしょうね」


ちょっとため息しか出ない


ここまであからさまだと困るわ〜


とか言うけど、さすがにただの馬鹿だとは思ってないよ？


隠れて何かしら仕込んでるかもだし


まぁ私も仕込んどくか


私は選手一人一人にドリンクとタオルを配りながら謝る


最後はあの人か。五本の指の木兎


あ「はい、ドリンクとタオル。うちのマネがごめんね」


木「ありがとな！それより！お前ってすげーセッターなんだろ！？」


あ「え？え、うん？」


“それより” www


上坂ちゃんが仕事をしないことよりもバレーの方が大切なのねw


まぁ同意見だけど


木「今日の自主練一緒にやらねぇ！？」


凄いグイグイ来るな


あ「今日は黒尾と約束してるんだよね」


赤「黒尾さんと？その練習相手が俺と木兎さんとリエーフくんですよ？」


え、そなの？？


あ「じゃあ出来るね。」


木「よっしゃー！！ありがとな！！楽しみにしてるぜ！」


木兎くんはそれだけ言うと、やる気出てきたー！コートに入っていく。


赤「木兎さんはあんな感じなんですみません。迷惑かけると思います。」


あ「赤葦くんも苦労人だねぇ。お互い頑張ろ！あ、それと……上坂ちゃんが今いないのには何か理由があるかも。だから何か起こした時、私の証人になって欲しい。上坂ちゃんは赤葦くんのこと気に入ってるし、私側についてくれると助かるんだけど」


上坂ちゃんの気に入ってる人間は今の所、及川、国見ん、そして赤葦くん


青城の2人はあげたんだから、もう1人は私が貰うよ


赤「分かりました。では、また後で」


あ「お邪魔しましたー」


上坂ちゃんもそろそろ面白いこと起こしてくれそうかな

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