傷心同士【ハイキュー】

9話 ページ10

赤「夜分遅くまでお邪魔しました」


母「泊まってってもいいのに〜！夜遅いんだから気を付けて帰るのよ〜？」


ゆうて、家隣だけどね


あ「じゃあ京治、合宿でね」


それまで私は会う気はないっていう気持ちを込めて。


赤「うん、バイバイ」


京治はお邪魔しました、そう付け足して家を出た。


あ「はぁ」


やっと帰った。


さっさとお風呂入って寝よう。


明日も朝早いんだから。


母「A、京治くんとなんかあったの？」


ギクッ


あ「え？なんで？」


そんなわかりやすい態度だった？


母「やっぱり何かあったんだ〜！Aはわかりやすいからね！それに、私はあなたの母親よ〜。分からないわけないじゃない！」


さすが母親だ


あ「んー、まぁちょっとね」


バレたなら仕方ないと思って、何かあったことは認めた。


まぁ直接京治と何かあった訳じゃないけどね……


母「内容は聞かないけど、何かあったら言ってね？」


あ「うん、ありがとう」


やっぱりお母さんは優しいなぁ


京治によって乱された心は母の優しい言葉で治った






お風呂に入り、寝る前にスマホを確認する


すると、


『分かったよ！お供しますー』


そう黒先輩から返事が来ていた。


あ「ありがとうございます。おやすみなさいっと」


送信


明日は部活が少し早く終わる日だからね


部活後は黒先輩とスポーツ用品店に行こう


すぐに既読がついて、おやすみ、ときた。


あ「おやすみなさい」


私は部屋の電気を消し、布団に入った。

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