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29話 ページ29

黒先輩は、ちょっと悪いと言って私の上半身を持ち上げ、膝枕してくれた。


あ「なんか、すみません」


黒「気にすんな。今更だろ」


私の頭を撫でながらそう言う黒先輩


心做しかいつもより優しい気がする。


黒先輩は水を首元や頬に当ててくれる


冷たくて気持ちいい。


なんか少し瞼が重い


黒「Aは今、赤葦といて幸せか?」


あ「え?」


なんで……いきなり……


ちょっと待って、やばい、意識が……


あ「私は____」


黒尾 side

はぁ、寝やがった


てか、言い逃げはねぇだろ


あ「私は……黒先輩との方が楽しい」


ってさ


俺は寝てしまったAの髪を撫でる


ホント綺麗な顔してんだよなぁ


髪を撫でる手を唇の方へと持っていく。


ふにふにしてる


俺は寝たAにゆっくり顔を近付け、キスをした。


?「くっ、くっ、黒尾さん!?」


声の方を向くと烏野のおチビちゃん


黒「よぉ、どした?」


何事も無かったかのように聞く。


日「い、今!Aさんに、その、き、キスしてましたよね!?」


キスって言うのが恥ずかしいのか、すごくテンパってる。


相変わらずおもしれぇ。


黒「おう、したな。」


日「2人はその……付き合ってるんですか?」


付き合ってるのか……ねぇ


黒「秘密」


俺はそれだけ言って、寝てしまったAをお姫様抱っこして、歩き出した。


黒「じゃあな、日向」


日「う、うす!」


マネの部屋は確か1年A組だよな


コンコンとノックすると、はーいという声で扉が開く。


雀「あれ、黒尾?ってAじゃん!寝ちゃったの?」


黒「あぁ、多分疲れも出たんだろうな。Aの布団は?そこまで運ぶ」


雀田はそこ、と指を指した。


みゆりちゃんの隣か


み「黒尾さんに任せっきりになってすみません」


布団に横になったAを撫でながらそう言うみゆりちゃん


黒「気にすんな。じゃあおやすみ」


そう言って俺は部屋を出た。


なんか、みゆりちゃんの様子がおかしかった気が済んだよなぁ


勘だけど……


嫌な予感しかしねぇな

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水無月のぞみ - どうせなら夢主ちゃんと赤葦くんをくっ付けて欲しかった!メッチャショック! (9月21日 15時) (レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - なぎさん» ごめんなさいぃぃぃ!!丁度書き終えてしまったところでコメント拝見させて頂きました!ホントすみません! (2020年3月17日 0時) (レス) id: d888a76c5d (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - こんにちは!ごめんなさい…!!めちゃくちゃ性格が歪んでいてバッドエンド…みたいなのが見たいのですが突き落とされて、夢主が目を覚さない…みたいなエンドが見たいです…!!すみません…!! (2020年3月17日 0時) (レス) id: 251a2717ce (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - q66さん» そう言って貰えてめちゃくちゃ嬉しいです!早く書き終わらせるつもりではいるのでこれからもよろしくお願いします! (2020年3月15日 11時) (レス) id: d888a76c5d (このIDを非表示/違反報告)
q66(プロフ) - めちゃくちゃ面白すぎてもう日向が変人速攻打ちたくてソワソワしてる時みたいに私もソワソワしてます!笑応援してます (2020年3月15日 0時) (レス) id: 934092aeb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年3月11日 20時

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