傷心同士【ハイキュー】

28話 ページ28

あ「にしても、研磨から誘ってくれるの久しぶりだよね〜。ビックリしちゃった」


そう言うとあー、と歯切れ悪く声を漏らす研磨


聞かない方が良かった？


あ「まぁ嬉しいからいいんだけどね！」



黒「お、Aじゃん」


黒先輩が部屋に戻ってきた。


今日は自主練してないのかな


あ「お邪魔してます！てか、黒先輩も自主練しなかったんですか？」


黒「まぁな、野暮用が出来たんだよ」


野暮用……


なんだろ


まぁいっか


私は研磨とゲームを始めた。




夜「お前らそろそろゲームやめろよ？音駒あと少しで風呂の時間だし。」


あ「そうですね、じゃあそろそろお暇します！」


私はゲームをやめ、部屋を出た。


み「やっと見つけた！お風呂入るよー？」


みゆりが現れ、私にそう言う。


あ「もうそんな時間か。ごめんね！」


み「また研磨くんとゲームしてたなぁ？」


軽口を叩きながら、マネの部屋へ行き、着替えを持ってお風呂に向かった。


白「お風呂気持ちいねぇ〜」


マネ全員でお風呂に入る。


雀「うん、疲れが癒される」


にしても、皆綺麗だ


目が幸せ(変態)


清「Aちゃんって黒尾くんか赤葦くんと付き合ってるの？」


あ「え？」


何を仰っているの？？


雀「あー！それ気になってた！今日の昼の見たらどう考えてもどっちかと出来てるもんだと」


あー昼食の時のか…


あ「どっちとも付き合ってないですよw」


黒先輩とは付き合ってないけど色々してるからなんともって感じだけど……


雪「そうなの〜？意外〜」


アハハ、そう言うしかない。


みゆりは少し俯いて黙りしてる。


なんか申し訳ないな


それから、恋バナが始まり、長風呂になっしまった。


雀「って、A顔真っ赤！のぼせちゃった？」


ちょっと頭がぼーっとする


あ「かもしれないです……」


み「大丈夫！？支えるからお風呂出よう」


あ「ありがとう」


みゆりの支えで何とか着替えも終わり、今は浴場の近くのベンチに横になっている


み「はい、お水」


あ「ありがとう」


みゆりが水をくれたおかげで少し生き返った気分


そんな時


？「あれ、A？」


黒先輩が声をかけた。


み「のぼせちゃったみたいで。」


夜「大丈夫かよ？」


やっくん先輩が傍までくる。


あ「大丈夫ですよ」


そういうも、


黒「俺が様子見とくから。みゆりちゃんも皆も戻ってていいぞ」


み「じゃあお願いします」


黒先輩の言葉で皆が部屋の方へ戻っていった。

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