三ツ谷くんの宝物2【東京卍リベンジャーズ】

66話 ページ18

あ「ねぇ！隆！！」


ある日新宿を隆と歩いていると、赤い特服を来た人が大量に歩いていた


あれはやばい……


かなりやばい


三ツ谷「天竺か……」


あ「うん、間違いない。どうする？」


そう話していると


三ツ谷「Aっ！」


後ろから天竺のやつが殴り込んできた


隆は私を庇うように引き寄せて、その拳を受け止める


三ツ谷「なんだてめぇら？東卍に用があんのか？」


「やっぱり東卍だ。皆こいつやるぞ！！」


周りが赤の特服で染る


この人数は流石に分が悪い


あ「隆、私もやる」


三ツ谷「A……悪ぃな。これは1人じゃ無理だわ」


あ「そのための隊長補佐でしょ！」


だな、隆は笑うと私を離して、頼むわと言った


「女ぁ？怪我してもしんねーぞ？」


私はそう言った奴に向かって顔面に飛び蹴りを喰らわす


あ「あっれれ〜？女に一瞬でのされるとか大丈夫〜？」


足の下で白目むいて倒れる男にそう聞くも返答はない


ま、当たり前か


なんて余裕をこいてる暇は無いようだ


次々に殴りかかってくる天竺メンバーをさばくも、さばききれない


何度か強打を受けたし、そろそろキツい


そんな時


「おー発見」


あれは……


モッチーとかいうS62世代の……


そいつはいきなり隆の方へ走り出した


隆は今数人の相手をしていて殴られたらひとたまりもない


あ「ゔっ」


凄


大寿と同じくらいのパワー


いや、それよりも上かも


「ああ？女だァ？」


あ「女とか関係ない。私は東京卍會弐番隊隊長補佐、雪ノ下Aだ」


私がそういうと、ほーとニヤリと笑って殴りかかってきた


私はそれを避けて、蹴りを入れる


「女にしてはいい蹴りだ！けど、ダメだな」


そう言うと、首に向かって蹴りが飛んでくる


あ、避けられない


腕でガードしたものの、強すぎて倒れていく


そして、倒れた所に蹴りが入る


あ「ｶﾊｯ」


やばい、動けない


意識が朦朧とする


三ツ谷「A！」


隆はそう私を呼ぶと、相手が終わったのか、こちらに来た


そして、モッチーとの乱打戦が始まった


･


三ツ谷「世の中広いな。テメェみてぇなバケモンがいるなんてよ」


望月「東卍にも骨のあるやつがいるみてぇだな。楽しくなってきた！！」


竜胆「おいモッチー。何1人で楽しんでんだぁ？」


灰谷兄弟！？


てか！


少し落ち着いた体を急いで動かす


ガコン


あ「ﾝｸﾞｯ」


蘭「あら、庇っちゃって健気〜。てか美人じゃん。持ち帰るか」


意識が……

67話→←65話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す