三ツ谷くんの宝物2【東京卍リベンジャーズ】

60話 ページ12

龍宮寺「これより新年一発目！！東京卍會
全体集会を始める！！」


夜の武蔵神社にいつものように顔を出す


一応例の特服を来て、隆の隣に立つ


龍宮寺「東卍はクリスマスに黒龍とぶつかり激戦の末勝利した。この件の事でみんなの前で話したい奴が3人いる！

1人目！柴八戒前へ！」


ドラケンの言葉に八戒が階段を上がっていく


八戒「俺はちっせぇ嘘を守る為に家族を…東卍を巻き込んだ。そして事はでかくなり抗争にまで発展した。全てオレの責任だ……皆すまなかった」


そう言って、深く頭を下げる


ザワザワとするメンバーの中、声を上げる隊長クラス


武藤「気にすんな八戒！抗争の火種なんてよ、そもそもいつでもちっちぇえもんだ！」


ナホヤ「それに黒龍には勝ったんだ。結果オーライっしょ！なぁ！みんな！？」


当初、一番八戒を疑っていた2人が言うあたり、八戒の救いになるだろう


スマイリーの問いかけに皆そーだそーだと頷く


やっぱり東卍はいいチームだ


八戒「みんな……」


三ツ谷「八戒！！お前はこれからも東京卍會
弐番隊 副隊長だ！！みんなもそれでいいよな！！？」


「「「「オオオォォォォ！！！！！」」」」


異論なし！


あ「おかえり、八戒」


私はそう笑顔で言った


八戒「Aちゃん……正式に東卍メンバーじゃないのに、いつもいつも誰よりも早く動いて防ごうとしてくれてありがとう！」


佐野「A！俺から総長として頼みがある！」


あ「へ？」


八戒の言葉にもマイキーの言葉にも驚いて言葉が上手く出なかった


佐野「Aには正式に東卍メンバーになって欲しい！

創設時から考えてた。
けど、俺たちが女だからって理由でそれだけは阻止してた。

去年の8.3抗争、血のハロウィン、聖夜決戦、この3つを乗り越えられたのはAの協力が大きい！

女かどうかなんて関係ねぇ！俺は何より仲間を思って強い敵にも立ち向かえるAが欲しい！頼む！！東卍に入ってくれ！！」


そう言ってマイキーが頭を下げると同時に、全メンバーが私に向かって頭を下げた


あ「え……え、え！？」


理解が追いつかない


けど……


答えは決まってる


あ「ぜひ！！東京卍會に入れてください！総長！」


佐野「っ！A、ありがとな」


龍宮寺「Aを弐番隊 隊長補佐に任命する！異論あるやついねぇよな！？」


「「「「オオオォォォォ！！！！！」」」」


三ツ谷「A、よろしくな」


あ「うんっ！」

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