19話 ページ22
スイパラからの帰り、私のスマホに電話の着信がきた
あ「もしもし」
夜蛾「A、上層部から直々にお呼び出しだ。長期任務の件で話が聞きたいそうだぞ」
長期任務?
報告書は出したんだけど
めんどくさい
難癖でも付けられんのか?私は
なんてイライラしながらも、夜蛾ちゃんは連絡網なだけだからとイライラを沈める
あ「分かったよ。今から行く」
夜蛾ちゃんは私の返事を聞くと、電話を切った
五条「なに?お呼び出し?」
あ「うん。上層部から……ごめんね。行かないと」
五条「いいよ。気にしないで。先に家で待ってるから」
あ「分かった。ありがとう」
私はタクシーを捕まえて、実家に戻り、制服に着替えた
そして、伊地知を呼んで、上層部の方まで車を回してもらった
あ「失礼します」
ドアをノックして、中に入る
術式の仕切りで姿が見えない奴ら
「よく来たな。海外長期任務、ご苦労だった。報告書も読ませてもらったぞ」
1人がそう口にした
あ「ありがとうございます。お言葉ですが、報告書に不備は無いはず。何故私をお呼びになったのでしょう?」
「なに、簡単なことだ。キミを最後に見たのは約10年ほど前。久しぶりに顔を見ておきたかっただけだ。日本に5人しかいない特級呪術師……いや、今はもう4人か。その1人で最強と同格と言われるキミがどう成長したのか気になったんだ」
それらしい事を言ってはいるが……
胡散臭い
吐き気がするよ
いつしか傑が言っていた、呪霊の味の表現を思い出す
……あれよりはマシか
まだ……傑の苦しみに比べれば、ね
あ「そうですか。要件がそれだけでしたら、私はもう失礼させていただきます。」
「まぁ、そう急ぐでない。キミは赤破家の現当主だろう?御三家の上だ。そこで聞きたいんだが、五条悟とキミ、現時点でどちらが強い?」
……悟を潰すつもりか?
それに赤破家を利用すると?
あ「分かりかねます。それに、先に言っておきますが、私は地位などに興味はない。御三家だろうが赤破家だろうが……家族の形を保てるのであればそれで結構。ですから、地位は今までの成果の副産物だと思っています。」
「ほう?それは私たちがキミに五条家を潰せと命じても、しないということかね?」
いい加減しつこい
うざったらしいんだよ
あ「……もういっぺん言ってみろジジイ共。私を怒らせるな。潰すぞ?」
私はそう言ってから、咳払いをし
あ「失礼します」
高めの声でそう言って、部屋を出た
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空(プロフ) - re06さん» そこの描写は迷ってますけど、たぶん書かないです……イメージしてるのを言葉にできる気がしないので…… (2020年11月29日 8時) (レス) id: 8f9f2425a1 (このIDを非表示/違反報告)
re06(プロフ) - 子供は産まれますか、、、、? (2020年11月29日 0時) (レス) id: eaaa70de2b (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ましゅふわさん» ありがとうございます!!伝わって良かった〜! (2020年11月26日 13時) (レス) id: 8f9f2425a1 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅふわ - 絵めっちゃ上手いです!!!自信持って下さい!!!伝わりましたよ!!! (2020年11月26日 13時) (レス) id: d8537287d4 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ましゅふわさん» 前作から読んでくださってるなんてすごく嬉しいです!!前作とはちょっと違う五条先生をよろしくお願いします!! (2020年11月23日 14時) (レス) id: 8f9f2425a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空 | 作成日時:2020年11月22日 18時