.・＊11個の魔法＊・.第４章.・＊

第１０６話ーともｓｉｄｅー ページ8

俺達は祈っていた。

クロウさんがレイちゃんを選んでくれると…









クロウ「四神よ…この世界を、救ってくれ…」

皆「なっ!?」



俺達は驚いた。








あぁ、やはりこの人は闇の魔術師なのかな・・・




カイリさんはクロウさんの胸倉をつかんでいた。


カイリ「おい、どういうことだ…何故、命よりも世界を選ぶんだよ!!どうせ、今までと変わらねぇんだろ!?なら、別に＿＿＿」

クロウ「彼女が!!!!レイランがそれを望んでいるんだ。

“どんな犠牲を払っても…それが私なら、なおさら…この世界を救って。”

と、言っていたんだ…」





白虎「良い判断だ、少年」

朱雀「えぇ、レイランもそれをっ…望、ん…で……」

玄武「泣くなよ朱雀。一番泣きてぇのは、こいつらなんだから」

朱雀「そん、な…のわかってるわよぉ!!」


サイガ「おい、レイランは…Aはどうなるんだよ!!俺の、俺の大事な人なんだよ！！！！」



そんなサイガさんの悲痛な叫びは、、、




青龍「あきらめるしかないな。そもそも、俺達の儀式は等価交換なんだ。いわゆる神への供物って感じだな。前回までは、世界…だったが、今回はこの嬢ちゃんってことだな」









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そして突然、レイちゃんがとんでもない声で叫びだした。

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