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第124話ーサイガsideー ページ27

スミレサイガ、大丈夫?
スミレごめんね、ずっと隣にいれたらよかったんだけど…
サイガいいや、大丈夫。それより、スミレは仕事だろ?こんなことしてていいのかよ
スミレダメだよ?
サイガおい!!
スミレだからさ、電話してもいい!!?
サイガダメ!しっかり仕事しろ!!
スミレ却下!!


すると、聞こえてくる着信音。


サイガ「はぁ・・・」


ガチャ))


スミレ「やっぱり、出てくれた」

サイガ「お前…」

スミレ「サイガくん、なんだかんだ言って優しい人だからね」

サイガ「・・・」

スミレ「何、照れてるの?」

サイガ「うっせ!!
てか、本当にお前仕事だろ?いいのかよ。」

スミレ「Bluetoothしてるから平気!!」


(オフィスでやってたのかよ…)


サイガ「だから周りからキーボードを打つ音が聞こえるのか」

スミレ「あら、うるさい?」

サイガ「いいや?逆に心地いいよ…」

スミレ「そう。・・・ねぇ、りょうくん」


(急にどうしたんだ?)


サイガ「何だ?」

スミレ「好きだよ」

サイガ「っ・・・あり、がとう」


俺達は、付き合っている。

所詮、恋人というものだ。



そして、
スミレは俺の心にまだAが居ることも知っている。

それでも…


『私を逃げ道として、利用してもいいから…』


そう、言われたのだ。




それから、スミレは毎年この日になると必ず隣に居た。



『大丈夫、きっとあの子は戻ってくるから…』


何回も、何回も。
背中をさすりながら、泣いている俺に伝えてくれる。




そんなスミレを、俺は利用している___。









(なぁ、A。俺、、、スミレが好きだよ。







お前も、まだ好きなんだ…。だから、だから・・・




こんな優しいスミレを、幸せにするためにも。
はやく、戻って来てくれ………)

作者からのお知らせ( ゚Д゚)→←第123話ーサイガsideー



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なみみ(プロフ) - みるくてぃーさん» ありがとうございます(´ω`●) (2017年11月12日 9時) (レス) id: fa950d0707 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 受験、頑張ってください!更新も待ってます! (2017年11月12日 9時) (レス) id: a9a4d4e0f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか# - 大丈夫です!それでお願いします!更新待ってます! (2017年9月24日 7時) (レス) id: 758fc04c46 (このIDを非表示/違反報告)
なみみ(プロフ) - ゆめか#さん» この作品を読んでくださりありがとうございます。この作品の番外編としてレイラン×他キャラとかでも大丈夫ですか?すみません。正直、バステンさんはソーラさんとくっつけるような言葉ばっかり書いていたので… (2017年9月22日 7時) (レス) id: fa950d0707 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか# - ここでコメントする訳じゃないのは、知ってるけど、バステンさん落ちがいいですw落ち、いくつか作ったらどうですか?しんどいのは、わかるけど、出来ればみんなみたいなぁ。なんて。ごめんなさい。わがままですよね(´・ω・`)頑張ってください! (2017年9月21日 17時) (レス) id: 758fc04c46 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RIN5hine | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/koyuduki271/  
作成日時:2017年6月8日 21時

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