【あかがみんクラフト】短編集：奇病シリーズ (ページ29)

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わと４ページ29

あの後、救急車を呼ばれ私は病院に連れて行かれた。

私には、親がいないから代わりにわとの両親が来てくれた。

そこで私は全てを話した、何回も怒られて謝られた。

わと父「何で言わなかったんだよ！！俺達は、、、家族だろ？」

わと母「そうよ！何で…ごめんね、ごめんねAちゃん。つらかったよね…わかってあげられなくて、ごめんね？」

『違うよ！私が、私が言わなかったから…ごめんなさい。』

検査を受けたが、何処も異常はなく喘息の様なものもなくなったのでそのまま私達は家に帰った。

家にはわとがいた。

いつも通り、挨拶をした。

『わと、ただいま』

いつもなら嬉しそうな笑顔で返してくれるのに、今日は何故か目も合わせずにそのまま無視して自分の部屋に帰って行った。

『え、、、？あっ…』

そこで私は思い出した、

(そうだ、見られたんだった…)

その日は、一回もわとと目が合うことはなかった。

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その次の日、私はそのまま学校へ向かった。

お母さん達には、行かなくてもいいと言われたけれど私はそんなんでへこたれてなんていれない。

それよりも私は、

(わとに無視されることの方がずっと辛いよ。。。)

いつも一緒に学校へ登校していたわとは私が起きるよりも先に家を出て行ったようだ。

そんなことを思いながら私が学校の門をくぐった。

(さっきから凄い見られるな…)

頭はまぁまぁいい方なので同じ学年の人の顔と名前は覚えられている筈なんだけれど…

さっきから見ているのは多分、同じ高校の生徒全てだ。

そんなことを思いながら自分のクラスに入ると、目の前から思いっきり水をぶっかけられた。

『え？』

生徒１「人魚は海に帰って下さーいｗｗ」

生徒２「人魚なんて綺麗なもんじゃないでしょｗ魚でいいよ魚でｗｗ」

生徒３「確かにーｗｗｗ」

水滴の滴るバケツを持ちながらこちらを指さし汚い笑い声を響かせる人。

その日から、私の学校生活は大きく変わっていった。

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皆さん、お久しぶりです。

現実逃避常習犯のRIN5himeです。(´;ω;｀)

今回は、諸事情により一話のみの投稿です。

すみません、自分で決めたのに一度に三話の更新はきついかもですｗ