妹は。6話 ページ6
小学生に上がって、すぐに俺には初めて妹というものが出来た。
正直、その頃は年下の兄弟なんか居なくてよく接し方が分からなかった俺はあまり妹のAとは遊んだことがなかった
それに俺も１人で遊ぶ方が多かった
姉は俺と違ってAとは仲良し。
明るい姉の影響のせいか、Aも素直で明るく、優しい子にすくすく育っていった
何事にも熱心で、友達も多く、男女関係なく人気。
俺とはまったくの正反対。
そのせいか、はじめは少しでも話していたが中学生に上がってからはもっと、だんだんと話し方さえ分からなくなって
「おにいちゃん、あそぼー」
「なんで。。俺は忙しいの。」
「忙しい･･･？なにが忙しいのー？」
「そうゆうの面倒くさいから。あと邪魔くさいからあっち行って」
まだ６歳になるかならないかの妹に毒を吐いた
「うるさい、黙って。」
「なんでこんなタイミングで話しかけるの？空気読めよ」
「ほんとうざい、こっち来んなよ」
もちろん、年が上がっていくのに連れてその数は減っていったけれど
「い、至兄ぃ････忘れ物」
至「あ？」
友達1「なになに、その子ー？」
友達2「ぶふっ、至兄ぃだってー！」
至「至兄？なにそれ、気持ち悪。こいつさ、いろんなやつとかに媚び売るやつだから気を付けろよ」
友達「マジでー？俺の弟がそこの中学だから広めちゃおー」
友達「絶対、嫌われるタイプだよなー」
Aは素直で明るく、優しい子。
俺とはまったくの正反対。
しゃべり方、態度、性格
毛嫌われてると自覚してるのに決して俺を嫌ったりしない
俺に向ける笑顔。
そんなAがなんとなく気に入らなかった
続く
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ゆずず(プロフ) - 煌也さん» いえいえ、そんなそんな････ありがとうございます！更新頑張ります(*^^*) (2017年11月30日 2時) (
レス) id: 6ad3a79401 (このIDを非表示/違反報告)
煌也(プロフ) - すっごく面白いです！こうゆう設定をあまり見かけなくてとても新鮮味があって読みやすく最高です！更新がんばってください！ (2017年11月29日 22時) (レス) id: 8b149ad3cf (このIDを非表示/違反報告)
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