兄は。2話 ページ2
「皇君はいいよねー、一人っ子で。」
天馬「なんだよ、いきなり。」
兄弟にこんなに嫌われるくらいなら、いない方がずっとましだったのに
「いや、別に。」
天馬「そういや、至さんと最近会ってるのか？」
「ううん、２年は会ってない。」
天馬「そんなにか！？」
「うんー」
会っても気まずいだけだし。
天馬「会いたくないのか？」
「ううんー」
天馬「･･･まさか、至さんが劇団入ったとか知らないわけないよな」
「え、なにそれ知らない」
ま、知らなくて当然だけどね
天馬「･･･今日、空いてるか」
「なんですか、私は生憎暇じゃないんですよ」
天馬「お前帰宅部だろ。」
････なぜ、みんなは家に帰って寝ることやゲームすることを用事として受け止めてくれないのだろうか。
「至兄に会わせるとか言わないでよ。ただでさえ避けてるんだから」
天馬「茅ヶ崎兄妹って仲悪かったのか？」
「そう見える？」
天馬「全然。髪の毛の色も目の色も似てるし」
「見た目で判断するの良くないよ」
天馬「世の中そんなもんだろ。」
あ、でもお姉ちゃんは好きだよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 580人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずず(プロフ) - 煌也さん» いえいえ、そんなそんな････ありがとうございます！更新頑張ります(*^^*) (2017年11月30日 2時) (
レス) id: 6ad3a79401 (このIDを非表示/違反報告)
煌也(プロフ) - すっごく面白いです！こうゆう設定をあまり見かけなくてとても新鮮味があって読みやすく最高です！更新がんばってください！ (2017年11月29日 22時) (レス) id: 8b149ad3cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
