家出少女は知っている

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びくっ

彩「ふぇ、翼お兄、ちゃん・・。この人達・・・誰？」

美「ほら、若武いきなり大声だすからアーヤ怖がっちゃってるよ。」

上「おい何叫んでん・・・。は？誰？」

黒「ん？アーヤだよね？」

小「えっ？何で小さくなってるの？」

美「まあ、詳しい話は中に入ってからにしない？」

彩「翼お兄ちゃん、翼お兄ちゃん。」

ぐい

美門の上着の裾をひっぱる彩

美「ん？どうしたのアーヤ？」

彩「えっとあのね・・・だっこ、して？」

上目づかいからのおねだり・・・

誰もがかたまる

美「ど、どうしたのアーヤ？いきなり・・。」

彩「だって、その・・・さみしかったから・・。」

彩「ダ、ダメ？」

若「だっこならおれがしてやるぞっ！！」

そう言って、彩をだっこしようとしたら

彩「う、うわーん。」

大声で泣きはじめた

若「うぇ、え？俺のせい？」

上「あたりまえだ、バカ！」

黒「いきなりだっこされらた怖がるよね。」

小「アーヤ僕たちのことわかってないし・・。」

美「あーあ、若武泣かせた。」

彩「ひっく、翼、お兄・・・ちゃん。」

美「はいはい、よっと。」

美「怖かったねアーヤ。もう大丈夫だからね、よしよし。」

そう言ってだっこをして、頭をなでる美門

彩「うんっ！」

笑顔になる彩

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