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十、 ページ12
「ーーーそういえば、依頼人どんな人なの?」
敦くん達が出てから少しして、ふとそのことを思い出しそこにいた太宰くんと国木田くんに尋ねる。
「なかなか美人さんでしたよ〜」
…予想はしていたけれどそういうことを聞いてるんじゃないんだよ、太宰…!
「見たところ歳はそう変わらなそうな気がしたがな、俺達と。
確か…樋口一葉、と。名刺に書いてあったぞ。」
…聞こえた名に一瞬固まる。
「…国木田くん、間違いないわね?
それなら少し出る」
そう言って、簡単に身支度を済ませると、引き止める国木田くんの声も無視し、
先に現場へ向かった、彼らを追う。
ーーー直前に、太宰くんと目が合った。
目がほんの少し笑う。
確信犯だな、これは。…タチが悪いというか意地が悪いというか。
はあ、とため息をついた。
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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 国木田独歩
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朝希 緑 - 素敵な作品です!揺るがない国木田くんwww (2016年9月9日 7時) (レス) id: 30b207dab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まちか x他1人 | 作成日時:2016年6月19日 11時