今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:1,502 hit
小|中|大
2 ページ6
私は一人でゆっくりと校門を出た。
「おい、待てって」
そんな、私を追いかけてきたのは・・・
もちろん、海翔だ。
「間に合った」
「何?」
「えーと、一緒に帰ろうと思って」
「ふーん」
昼休みのこと怒っていないのだろうか?
ていうか、方向が一緒なんだから勝手にすればいいのに・・・
「美雨?あのさ、」
「・・・」
「お、俺のこと嫌い?」
「何で?」
「だって、いつも冷たいし」
やっぱり、気にしてたのか・・・
「そんなことない。嫌いなら一緒に帰らない」
「本当?ありがとう!うれしい!」
は?
私なんかに嫌われたくないって思ってくれてるの?
・・・海翔は優しいな
「俺も美雨のこと大好きだよ!」
いや、私は好きとは言ってないんだけど・・・
ま、好きだけどな。
大事な幼馴染で、数少ない友人なわけだし?
「えへへ」
海翔が嬉しそうだから、黙っておこう。
ラッキーアイテム
革ベルト
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:浪野郁音 | 作者ホームページ:http://m-pe.tv/u/?708708
作成日時:2012年4月1日 21時