2つの職業 (ページ6)

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「うっっわぁ！！うまそぉ！！！！」

声でっっか！！

真昼だからか、人少なくてよかった

『甘いものお好きなんですか？』

「うーん、いつも焼肉とか"The！主食！"を食べますけど、今日はご褒美的な？」

焼肉もご褒美ぽいのは置いといて、そうなんですね！と言っといた

やっぱり、体重管理とかしてらっしゃるんだろう…

「え？してないですよ！自由が1番です！」

不思議が多い人

森本さんの印象はそんな感じ

『え、教師になりたかったんですか？』
「そう！カッケェじゃん！先生！」

意外、と一瞬思ったけど、初めに感じた礼儀の正しさとか話してて節々に感じる頭の良さが物語っている気がした

『えー、森本さんが担任やったら私も毎日学校行けてたやろうなぁ』

ボソッと呟いたつもりが森本さんには聞こえてしまったみたい

「不登校気味だったんですか？」

『そう、ですね。いじめに負けてしまったというか、なんというか』

「逃げることは負けじゃないですよ」

森本さんの何気ない一言

学生時代の自分に聞かせてあげたい

とっても救われただろうな

こんな人が推しだったら、幸せだろうな

そういう風に思える人物が近くにいるSixTONESさんは羨ましい

心の底からそう思えた

口の周りにパフェに入ってたアイスつけてるけど

『……口の周りアイスめっちゃついてますよ……』

「恥ず。」

・

・

SixTONESがご飯に行った話とか、

髙地さんがSixTONESのライングループに私が泣いてる写真を誤って送ってしまい、揉めた話など

特に後者、とっっっても興味深い話をして下さった

『なるほど。髙地さんが嫌いなものとかあります？』

「こーちに何するつもりだ！！！笑」

おかしいな、精一杯の笑顔で言ったつもりやけど意図がバレてしまった

森本さんの話は9割がSixTONESの話でほっこりした

ちなみにあと1割はご飯の話

『すみません、ご馳走様でした』
「いえいえ、俺が誘ったので！！楽しかったです！ありがとうございます！」

森本さんが停めてくれたタクシーに乗り込む

何から何まで紳士的

『またパフェ食べたくなったら連絡してください！笑』

「はい！美味しいパフェ調べておきますね！」

爽快な笑顔、動き出すタクシー

ﾋﾟｺﾝ

あ、マネージャーから連絡や、、

マネ明日、SixTONES京本さんとのロケなのでぜっっったいに遅刻しないでください。

嘘やん……